昭和シェル石油は、社員の働き方改革の一環として1月22日から3月30日までの間、全社員を対象とする在宅勤務をテスト導入すると発表した。

同社は2008年から育児や介護などを行う社員が能力を発揮できる職場環境の実現に向け、在宅勤務制度を導入している。2015年には社員のニーズを踏まえ、短時間勤務制度との併用が可能としたが、更なる多様な働き方を実現するため、全社員を対象とする在宅勤務制度への拡大と現行制度(育児・介護事由)の拡充を検討している。

今回のテスト導入には、787人全社員の1割以上の87人(管理職含む)が公募制で参画する。在宅勤務を実施することによる個人の成長・生産性向上などの有効性を検証し、既存ITツールの活用促進、現制度の課題洗い出しと解決策の実行を目指す。