市道に面したマンションの駐車場入口付近で事故は起きた。手前の歩道付近にいた男性は左折してきたRVにはねられて死亡している。

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4日午後6時ごろ、鹿児島県鹿児島市内の市道を走行していたRVが道路左側の駐車場へ入ろうとしたところ、入口付近にいた男性に衝突する事故が起きた。男性は死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

鹿児島県警・鹿児島中央署によると、現場は鹿児島市上荒田町付近で幅員約5mの直線区間。RVは道路左側にあるマンション敷地内の駐車場に入ろうと左折したところ、駐車場入口付近の歩道にいた59歳の男性に衝突したものとみられる。

男性はクルマの下敷きとなって全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。クルマを運転していた同市内に在住する44歳の女性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い区間。運転者の女性は警察の聴取に対して「何かに乗り上げる感触と、その後の叫び声で事故に気づいた」などと供述しているようだ。警察では男性がどのような状態で歩道にいたのかを含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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自宅近辺で、しかも帰宅寸前に起こすタイプという事故というのは割と発生件数が多い。慣れた道ということで油断したり、「まさかこんなところに人はいないだろう」という思い込みが安全確認を怠らせることにつながってしまう。クルマのエンジンを切って、降車するその瞬間まで「運転は終わっていない」と心がけ、周囲への注意を怠らないようにしたい。