マクラーレンF1(参考画像)

デザイナーのゴードン・マレー氏が率いるゴードン・マレーデザイン社は10月23日、少量生産の自動車メーカー、「ゴードン・マレー・オートモーティブ」を立ち上げると発表した。

ゴードン・マレー氏は、1992年に発表されたマクラーレン『F1』のデザインを担当したことで知られる。同車は、F1のマクラーレンと同じグループ会社、英国のマクラーレンオートモーティブが、F1参戦から得たノウハウを投入して開発したスーパーカーだった。

今回、ゴードン・マレー氏は、少量生産の自動車メーカー、ゴードン・マレー・オートモーティブを立ち上げると発表。「ゴードン・マレー」ブランドの第一号車は、フラッグシップモデルとなり、デザインやエンジニアリングの面で、マクラーレンF1の再来を目指すという。

マクラーレンF1は、BMW製の6.1リットルV型12気筒ガソリンエンジン(最大出力627ps)をミッドシップに搭載。カーボンやアルミをふんだんに使用したボディは、わずか1140kgという軽量さで、最高速は391km/hと、まさに「ロードゴーイングF1」と呼ぶにふさわしい性能を誇った。

マクラーレンF1(参考画像)