豊田自動織機と日東工業は、愛知県長久手市にオープンした「イケア長久手」に共同開発した普通充電スタンド9基を設置し、「IoTを活用した充電電力コントロールの実証実験」を10月11日より開始した。
EVやPHVなどの次世代自動車が普及する中、インフラとしての充電設備の整備が全国で着々と進んでいる。特に、集客力のある大型公共・商業施設などでは大量の充電設備の導入が期待されている一方、電気代などの運用コストが負担となり、その解決が求められている。
今回の実証実験では、導入する充電設備に独自開発の「スマート充電システム(仮称)」を搭載し、IoTを活用して遠隔で充電に使用する電力量をコントロール。これにより、充電設備全体が消費するピーク電力を抑制し、既存の電力設備や電気料金の中で複数台同時充電が可能となることを実証し、IoTを活用した充電サービスの有効性を検証する。また、本体画面に広告を表示し、その効果も確認する。
IoTを活用した充電電力コントロール実証実験、イケア長久手で豊田自動織機などが開始
2017年10月11日(水) 18時59分
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