インド自動車工業会は10月9日、インド国内の2017年1〜9月の新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、300万2905台。前年同期比は9.3%増だった。
1〜9月実績をメーカー別で見ると、インド乗用車市場でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキが、インド国内で126万9357台を販売。前年同期比は17.3%増と、2桁増を達成した。
車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『ディザイア』『バレーノ』などが牽引。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、『エルティガ』や『Sクロス』、『ヴィターラ・ブレッツァ』の販売が好調だった。
トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーターは2017年1〜9月、インドで10万3636台(輸出を除く)を販売。前年同期比は5.3%増だった。
車種別実績では、2016年5月に発売した新型ミニバンの『イノーバ クリスタ』が好調。同年8月にガソリン車を追加したこともあり、人気が続く。現時点で、納車待ちはおよそ6〜8週間。また、SUVの『フォーチュナー』も、新型の販売が好調。現時点での納車待ちは、およそ10〜12週間と人気。
2016年のインド新車販売台数は、乗用車と商用車を合わせて366万9222台。前年比は7.2%増だった。
インド新車販売、9%増の300万台 2017年1-9月
2017年10月10日(火) 18時44分
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