豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは、電動フォークリフト『リノバラックストッカー』および『リノバオールウェイ』をモデルチェンジし、9月27日より発売した。
ラックストッカーは、フォーク部分が左右に180°回転することで、車両の向きを変えずに前方・左右3方向の荷役作業ができる0.7〜1.5トン積3ウェイフォークリフト。ラック(棚)間の通路幅を車両幅とほぼ同等に抑えることができるため、スペースを有効に活用できる。
オールウェイは、前後、左右、斜めと、全方向への走行が可能な1.0-2.5トン積4ウェイフォークリフト。車両の向きはそのままで横移動が可能なため、長尺物運搬通路の省スペース化に貢献する。
今回のモデルチェンジでは、それぞれの商品において連続稼動時間をクラストップレベルに向上。ラックストッカー1.0トン車で9時間20分、オールウェイ1.5トン車で10時間45分の連続稼動を実現している。また、サスペンションロック機能に旋回速度制御を追加したほか、簡易荷重計等を標準搭載し、安心・安全機能の充実を図っている。
なお、両商品ともに、IoTを活用した稼動管理システム「TOYOTA T_Site」をオプション設定。フォークリフトに搭載した各種センサーにより稼動データを収集し、通信システムを利用して、走行時間や稼動率など様々な情報を提供する。
価格(税別)はラックストッカー1.0トン積が740万円、オールウェイ1.5トン積が450万円など。
トヨタL&F、電動フォークリフト2機種をモデルチェンジ…連続稼動時間向上など
2017年09月28日(木) 07時30分
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