阪神高速道路

阪神高速は、乗り継ぎ制度を悪用し、不正通行を行っていたドライバーを大阪府警察へ通報。偽計業務妨害の容疑で送致されたと発表した。

阪神高速では、整備が未完成で接続されていない箇所について、路線が完成するまでの一時的な措置として、一般道を経由した乗継制度を実施している。乗り継ぎ前後の利用を1回の通行とみなし、乗り継ぎ先料金所で新たに料金を支払う必要はない。今回発覚した不正通行は、この乗り継ぎ制度を悪用したもの。乗り継ぎに際し有効期限が切れた乗り継ぎ券を使用し、不正通行を行った。

阪神高速では、無効な乗継券を使用し不法に免れた通行料金について、割増金(不法に免れた通行料金の2倍)を加え、容疑者に請求する予定だ。