ポルシェは8月18日、自動車メーカーとしては世界初となるブレイデッドカーボンファイバー製の軽量ホイールを発表した。
CFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)製のホイールは、基本的に2つのコンポーネントで構成。ホイールセンターはカーボンファイバーファブリック製で、生産時には200以上のコンポーネントを切り出し、組み立てる作業が行われる。
もうひとつのコンポーネントは、ブレイデッドカーボンファイバー製のリムベース。世界最大の大きさを持つ約9m径のカーボンファイバー編み機で生産される。
その後、ホイールセンターがリムベースに編み込まれ、組み立てられたホイールは樹脂を含浸して、高圧高温で硬化準備処理。完成したホイールは、高温で硬化された後、長時間かけて冷却処理される。センターロックが完成したホイールに挿入されると、ホイールはクリアラッカーによって保護される。
このホイールは、標準のアルミホイールより約8.5kg軽量。さらに、強度は20%アップした。ポルシェは『911ターボS』の「エクスクルーシブシリーズ」に、オプション設定することを決定している。
ポルシェ、網組みカーボン製ホイール発表…自動車メーカーで世界初
2017年08月22日(火) 02時00分
関連ニュース
- ポルシェ『カイエンGTS』改良新型、日本での予約を開始---価格は1868万から (04月22日 14時30分)
- ポルシェが「911ターボ」50周年を祝う…No. 1は特注の誕生日プレゼントだった (04月21日 15時00分)
- ポルシェライフスタイル「ターボ No.1コレクション」発売…911ターボ50周年記念 (04月12日 12時57分)
- 究極の「GT3 RS」登場!? ポルシェモータースポーツの頂点「マンタイ」が開発中 (04月11日 21時00分)
- ポルシェ初の3列シートSUVをスクープ! 全長5mを超える3000万円級モデルか (04月07日 08時00分)