ルノー・キャプチャー改良新型

フランスの自動車大手、ルノーグループは7月17日、2017年上半期(1〜6月)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、過去最高の187万9288台。前年同期比は10.4%増と、2桁増を達成した。

ブランド別では、ルノーとダチアの両ブランドが、上半期の新記録。韓国のルノーサムスンは、前年同期比12.5%増。ロシアのラーダも12.2%と、2桁の伸びを示す。

市場別で見ると、欧州の好調さが目を引く。上半期のルノーグループの欧州新車販売は、102万5146台。前年同期比は5.6%増だった。市場シェアは前年同期に対して、0.1ポイント増の10.8%としている。

欧州では、地元フランスが前年同期比1.8%増の36万8002台。『トゥインゴ』や『ルーテシア』、『エスパス』などが販売増に貢献する。イタリアは12万2339台を売り上げた。以下、ドイツが11万5977台、スペインが8万9473台、英国が6万6974台。

欧州以外では、中国が前年同期のおよそ3.7倍の約3万6000台。このうち、SUVの『コレオス』が2万1000台を占めた。ロシアは14%増の20万1065台。アルゼンチンは45.6%増、イランは100.3%増、北米は10.1%増と伸びている。

ルノーグループの2016年の世界新車販売台数は過去最高の318万2625台。前年比は13.3%増と、4年連続で前年実績を上回っている。

ルノー・メガーヌ ルノー・エスパスの2017年モデル ルノー・クリオ(日本名:ルーテシア) ルノー・トゥインゴ