プジョー2008

フランスの自動車大手、プジョーは7月13日、2017年上半期(1〜6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は102万5307台。前年同期比は15%増と、2桁増を達成した。

上半期の市場別実績は、欧州が乗用車とLCV(軽商用車)合計で、59万9846台を販売。前年同期比は0.2%減と、わずかに前年実績を下回る。SUVのプジョー『2008』が、前年同期比10%増と牽引。小型SUVセグメントにおいて、シェア2位につけた。『3008』の販売も好調。

欧州以外の市場では、中国と東南アジアが10万3161台を販売。前年同期比は36.5%減と、大幅なマイナス。小型車に対する減税の縮小の影響を受けた。

南米は、前年同期比5.2%増の6万2442台と回復。インドおよび太平洋地域は、4.4%減の7632台。中東およびアフリカは、24万8398台を販売。前年同期に対して、およそ4.3倍と大きく伸びる。

上半期の車種別販売実績では、3008が11万4900台を販売。発売以来の累計受注台数は、20万5000台に到達した。『5008』は2万1400台を販売した。

プジョーの2016年の世界新車販売台数は、191万9460台。前年比は12.3%増と、3年連続で前年実績を上回っている。

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