アウディ ジャパンは、高性能スポーツ『RS5クーペ』をフルモデルチェンジ、6月21日より受注を開始した。発売は9月下旬の予定。
RS5クーペは、3月のジュネーブモーターショーで世界初公開されたA5シリーズのトップモデルだ。エンジンは先代の4.2リットルV8に代えて、新開発の2.9リットルV6ツインターボにダウンサイジング。最高出力は先代同様450ps、最大トルクは170Nmアップの600Nmを発揮する。8速ティプトロニックとクワトロシステムを組み合わせることで、大パワーを確実に路面に伝達し、優れた高速安定性と操縦安定性を実現。0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は280km/hに到達する。一方でアウディ独自の燃焼方式「Bサイクル」を採用し、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)で11.5km/リットルの低燃費を実現している。
足回りについては、フロントサスペンションを改良型の5リンク式とし、リヤも5リンク式を採用する。これによりスポーティな走行特性と俊敏なハンドリングを獲得するとともに、快適性も大幅に向上。DRC(ダイナミック・ライド・コントロール)付スポーツサスペンションプラスや、状況に応じて走行特性を調整できるアウディドライブセレクトも標準装備する。
エクステリアでは、専用シングルフレームグリルや大型エアインレット、さらに専用の前後バンパー、リヤディフューザーを採用することでスポーティさを強調。標準装備のマトリクスLEDヘッドライトはカラーベゼルを採用し、他グレードとの差別化を図っている。また伝説のマシン「アウディ クワトロ」を彷彿とさせるブリスターフェンダーもRS5クーペの特徴で、標準モデル比で全幅は15mm拡大している。
インテリアでは、ダイヤモンドステッチングを施したファインナッパレザーのSスポーツシートや、アルミニウムレースアンスラサイトのデコラティブパネルを装備。インフォテイメントシステムは、12.3インチディスプレイにスピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーションシステムをはじめとする様々な情報を表示できる最新のアウディバーチャルコックピットを標準装備する。
そのほか、アウディプレセンスシティ(歩行者検知機能付自動ブレーキ)、をはじめとし、数々の最新安全技術とアシスタンスシステムも搭載する。
価格は1257万円。
【アウディ RS5クーペ】最高出力450ps、新開発2.9リットルV6ツインターボを搭載…1257万円
2017年06月21日(水) 15時15分
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