ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは5月22日、中国上海市の同済大学との協力関係を強化すると発表した。
同済大学は1907年、ドイツ人によって設立された医学校が前身。1927年に国立大学となり、現在では理工系を中心に、中国有数の総合大学として認知されている。
ZFは今回、同済大学との協力関係を強化すると発表。同大学が取り組む自動車シャシー技術およびダイナミクスの研究開発のための資金提供を、向こう5年間延長するのが柱となる。
ZFの中国における売上高は2016年、約60億ユーロに到達。これは、グループの全売上高の5分の1を占める。ドイツと米国に次いで、中国はZFにとって3番目に大きな市場であり、同社は1万3700名の従業員を雇用している。
ZFのJurgenHoleksa取締役は、「市場は、とくに将来のモビリティ動向の中で、非常にダイナミック。このような理由から、研究と産業の交流はこれまで以上に重要」と述べている。
ZF、中国上海市の同済大学との協力関係を強化
2017年05月24日(水) 21時45分
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