ドイツの高級車メーカー、アウディの監査役会は5月17日、ルパート・シュタートラー会長の任期を5年延長すると発表した。
同時に、アウディの監督役会は、アクセル・ストロベックCFOの権限を拡大すると発表。財務だけでなく、IT分野なども担当する。チーフ・コンプライアンス・オフィサーは、アクセル・ストロベックCFOに、業務の進捗具合を報告する体制を敷く。
アウディ監査役会の会長であり、フォルクスワーゲングループ取締役会のマティアス・ミュラー会長は、「アウディ監査役会は全会一致をもって、シュタートラー会長が再び、アウディを引き続き成功させるという自信を表明する」とコメント。
アウディのペーター・モッシュ総労使協議会議長は、「アウディの従業員は、この契約延長に非常に明確な条件を付ける。シュタートラー会長は、ドイツ国内の拠点で長期的に雇用を守り、工場の能力を充分に活用し、アウディの将来の成功を保証するべく、業務を推進しなければならない」と述べている。
アウディ、シュタートラー会長の任期5年延長を発表
2017年05月18日(木) 16時46分
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