トヨタ紡織は4月28日、2017年3月期(2016年4月-2017年3月)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は1兆3579億円(前期比−4.1%)、営業利益は719億円(+20.9%)、経常利益は772億円(+37.6%)、純利益は453億円(+1063.0%)。営業利益は5期連続で2ケタの大幅増となった。

売上高は、欧州地域などの増産はあったが、為替の影響などにより、4.1%の減収。営業利益は、車種構成の変化や主力車種のモデルチェンジに伴う増産、合理化の推進などで20.9%の増益となった。純利益は前期に欧州子会社の事業整理費用など321億円を特別損失として計上していたため、大幅増となった。

今期の連結業績見通しは、売上高1兆3000億円(−4.3%)、営業利益600億円(−16.6%)、経常利益600億円(−22.3%)、純利益380億円(−16.2%)とした。