by 島崎七生人 on 2024年10月27日(日) 12時00分
「EVになっても我々にしか作れない“空間価値”を守ったこと。それが最大の強み」と、開発責任者・坂元隆樹さん。“e:CONTAINER”なるコンセプトを立て、そこに向かって開発チームが一丸となって仕上げたられたのがこの『N-VAN e:』だ。
試乗会場での試乗車の選定は抽選方式で、もっともプレーンなタフホワイトIIIのL4があてがわれた。本当は他の色(ソニックグレー・パール、ボタニカルグリーン・パール、オータムイエロー・パール)で、色の・・・
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by 島崎七生人 on 2024年10月25日(金) 12時30分
BEVでありコンパクトSUVでもあるメルセデスベンツ『EQB』。今年6月に登場したマイナーチェンジ版に試乗してみたが、実用車としてのバランスのよさ、出来映えに「ほほぅ!」と感心させられることしきり、だった。
全長4685mm×全幅1835mm×全高1705mm。改めて『EQA』と較べると、全長(+220mm)と全高(+80mm)が大きく、全幅は15mm小さい。ホイールベースは+100mmの2830mmの設定。こうした数値に当たるまでも・・・
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by 島崎七生人 on 2024年10月23日(水) 20時00分
実は前後して同じガソリン車同士で5人乗りの『フリードクロスター』(FF)にも試乗し“ギア感”を実感した。対してコチラの『フリードAIR』の6人乗り(AWD)は、グッと心地よい“ピープル(+ドッグ)ムーバー感”がいいと思えた。
ちなみに車重は1470kg(前:830/後:640kg)と前述のクロスターの1400kg(前:810/後:590kg)と、後ろ寄りで70kgの差がある。先代から乗り換えても冬タイヤを無駄にしないように……とのエン・・・
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by 島崎七生人 on 2024年10月20日(日) 17時00分
初代ランドローバー『ディスカバリー』が登場したのは1989年のフランクフルトショー。なので今年で35年になる。日本市場には1991年にお目見え、ついこの間のことのよう(!)だが、それでももう33年経つ。
当時の本国のラインアップでいうと『レンジローバー』と『ディフェンダー』の間を埋めるモデルとして登場。ボックス構造のスチール製ラダーフレームをはじめベースはレンジローバーのそれを活かし、ホイールベースはレンジローバーの標準ボディと同じ2・・・
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by 島崎七生人 on 2024年10月13日(日) 20時00分
今年、BMWが開発・生産する『MINI』の4世代目が登場した。クラシック・ミニの思いが受け継がれた初代が日本市場にお目見えしたのが2002年3月2日(ミニの日)だったから、はや22年。今回はそんな初代「R50」時代の2005年10月に発売された限定車をご紹介したい。
●SEVEN(セブン)
今回取り上げる限定車3台は、いずれもクラシック・ミニ時代にあったクルマの名をいわばセルフカヴァーしたものだった。“セブン”は、ADO15と呼ばれ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年10月12日(土) 20時00分
日本市場ではアイコニックな『アイオニック5』に次ぐBEVとして導入されたのが『コナ』。そのバリエーションとして追加されたのが、この「Nライン」だ。読者の皆さんにはすでに“耳タコ”かもしれないが、BMWのMに対するMスポーツ的なシリーズ、グレードと見做せばいい。
◆“ふた手間”くらいかけたスポーティデザイン
前段で“……的な”と書いたのは、このクルマはベースグレードに対して、外観、内装の専用化に主眼を置いているため。外観ではあの「アイオ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年10月09日(水) 21時00分
ガソリン車と較べると、実はEVの『クーパーSE』は全長が15mm短く、全幅が10mm広く、全高が5mm高く、ホイールベースが30mm長い。クーパーSEにはフェンダーアーチモールがなく、前後フェンダー自体がふくよかなのも見て取れる。
が、聞かされて驚いたのは、フロントスクリーンがガソリン車とは別モノでより寝かされているということ! フラップ式のドアハンドルと共に空力のためだそうだが、そういえばエンジンフードの切り取り方もR50以来のクラ・・・
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by 島崎七生人 on 2024年10月06日(日) 17時00分
NA型初代『ユーノス・ロードスター』が登場して今年で35年。そこで今回は、当時登場してくるたびに心弾ませた初期の限定車をカタログで振り返ってみた。
●Vスペシャル
厳密にいうと追加車種として、NAロードスター登場後1年目の1990年7月にリリースされた。「人馬一体を楽しみ、オーセンティックを味わう。」とカタログにあるとおり、専用色のネオグリーンとタン内装が特徴。
ナルディのウッドステアリング(ブラックスポーク)とシフトノブ(MT車・・・
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by 島崎七生人 on 2024年10月06日(日) 12時00分
ただのコンパクトカーにあらず。試乗した印象を15文字以内(句読点含める)で記すとこうなる。先ごろマイチェンを果たしたSUVの『Tクロス』のベースはこのクルマだが、改めて乗ると、サラッと上質な仕上がりを実感する。
「アスコットグレー」と呼ばれる光の加減でうっすらとベージュにも見えるボディ色は、さり気なくニート(neat=小綺麗な、すっきりしている)で、年配のダウンサイザーが乗っても馴染みそう。もちろんボディサイズが全長4085mm×全幅・・・
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by 島崎七生人 on 2024年10月04日(金) 12時00分
『エクストレイル』として4代目となる現行モデルは、2022年7月の登場。今年5月には仕様向上が行われ、“インテリジェントアラウンドビューモニター”と“インテリジェントルームミラー”が全車標準装備化するなどした。
試乗したのは「X e-4ORCE エクストリーマーX」。“タフなボディ”が謳い文句のようで、前後のアンダープロテクターを始め、全容デザインの18インチアルミホイール、ブラックルーフレール、ダーク仕上げのフロントグリル、リヤLE・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]