by 佐川健太郎 on 2018年10月18日(木) 12時00分
◆コミューターとしての実用性を追求した「シティスター」
125ccクラスのスクーターとしてはボディサイズが大柄だ。全身をブラックで仕上げられ姿はシンプルというか飾り気のない印象だったが、近くで見ると明らかにプジョー顔。大型のフロントグリルと立派なライオンのエンブレムが誇り高きフランスのブランドであることを主張している。
なにせプジョーは1898年以来、クルマとともに創成期からモーターサイクルを作り続けてきたメーカーだ。日本ではあまり・・・
ニュースを読む
by 佐川健太郎 on 2018年10月04日(木) 08時00分
ドイツ・ケルンで開催中の世界最大級のモーターサイクルショー「インターモト2018」から緊急レポート! 各国バイクメーカーから最新モデルが発表される中でひと際注目を集めていたのが、今回スズキから世界初公開となった新型『KATANA(カタナ)」だ。
ベースはスポーツネイキッドの『GSX-S1000』で、最高出力150psの水冷直4エンジンやアルミツインスパーフレーム、前後サスペンションやブレーキまわりが、車体の基本パッケージはS1000と・・・
ニュースを読む
by 佐川健太郎 on 2018年09月22日(土) 20時00分
陰に隠れた変わり者
『SCR950』は一風変わったモデルだ。エンジンと車体はクルーザーの『BOLT』がベースで、これにダートトラッカー風のネオクラシカルな外観が与えられ、ヤマハの中ではスポーツヘリテイジに位置付けられている。
ちなみにSCRとは「スクランブラー」の意味。ただ、ゼッケンプレート風サイドカバーや小ぶりなタンク、低い車高など見た目の雰囲気はどちらかというとダートトラッカーに近いと思う。1年前にデビューしたが、あまり派手なプロ・・・
ニュースを読む
by 佐川健太郎 on 2018年08月30日(木) 19時00分
2輪にも本格的なEV時代がやってくる
最近、電動バイクにも新たな動きが出てきている。国内外の2輪メーカーがいよいよEVにも本腰を入れ始めたようなのだ。
数年前にも電動スクーターが盛り上がったことがあった。主に海外の新興ブランドや国内のスタートアップ企業の製品が市場にも多く出回ったが、残念なことに一時的なブームに終わってしまった感がある。理由としては、製品のクオリティやアフターサービスの面で不十分だったことが挙げられる。結局はユーザーの・・・
ニュースを読む
by 佐川健太郎 on 2018年08月10日(金) 21時00分
ダカールラリー17連覇などオフロード界で圧倒的な存在感を示し続けているKTM。その無敵のラリーマシンを祖に持つエンジンを1300ccまで拡大しつつ進化熟成を極めたのが通称「LC8」である。
KTM史上最強の最高出力177psを発揮する水冷75度V型2気筒DOHC4バルブの塊を、鋼管をトラス状に組んだ軽量コンパクトな車体に押し込め、最新の電子デバイスを以てその凶暴なパワーを手なずけたまさにビースト。疾走する野獣という表現がぴったりの『1・・・
ニュースを読む
by 佐川健太郎 on 2018年07月20日(金) 12時00分
オーストリアのモーターサイクルメーカー、KTMの小排気量オンロードモデルである、スモールDUKEシリーズに試乗する機会を得た。同シリーズには125/250/390の各バリエーションがあり、それぞれ異なる排気量の水冷単気筒エンジンを共通の車体に搭載しているのが特徴である。
そのため、ぱっと見は皆同じように見える。しかしながら、スペックで比較すると125、250、390はそれぞれ最高出力が15ps、30ps、44psと大きく異なる一方で、・・・
ニュースを読む
by 佐川健太郎 on 2018年07月13日(金) 12時00分
◆素晴らしい。でもキーワードが見つからない
ホンダの新型『CB1000R』が4月に発売されてから3か月が経ち、新車フィーバーも一段落してきたところで改めて再考してみたい。
CB1000Rは「スポーツバイクの根源的な楽しさ」を追求したスポーツネイキッドモデルだ。従来型『CBR1000RR』の水冷直4ユニットをマス集中した軽量ホディに搭載し、ライディングモードをはじめする先進的な電子制御をふんだんに盛り込みつつ、今までにない斬新かつ上質・・・
ニュースを読む
by 佐川健太郎 on 2018年07月12日(木) 12時00分
◆トリシティが広げた3輪の魅力
最近3輪バイクが盛り上がってきている。その証拠に街でも3輪バイクをよく見かけるようになってきた。ここで言う3輪とは、前輪に2つのホイールを持ち、傾いてコーナリングするタイプだ。以前から3輪タイプが無かった訳ではないが、これを一気にブームへと押し上げた立役者は間違いなくヤマハの『トリシティ』シリーズだろう。
LMW(リーニング・マルチ・ホイール)と名付けられた新時代のモビリティとして『トリシティ125』・・・
ニュースを読む
1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]