by 御堀直嗣 on 2021年09月15日(水) 18時00分
プラグインハイブリッド車(PHEV)も電気自動車(EV)と同じく、日常的には電気だけで走行できる。モーターのみの走行を40〜100km程度確保しているからだ。世界的に、一日に乗用車が走る距離は40kmほどとされている。遠出する際は、ハイブリッド車(HV)としてエンジンも利用しながら途中で充電せず走れる利便性を備える。
◆EVの航続距離は400km前後まで伸びてきた
今日ではEVも1回の充電で400km前後走れるようになってきた。遠・・・
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by 御堀直嗣 on 2020年10月15日(木) 12時00分
三菱自動車工業のSUV(スポーツ多目的車)である『エクリプスクロス』が改良を受け、新たにプラグインハイブリッド車(PHEV)が車種追加された。そのPHEVを、富士スピードウェイのショートコースで短時間体験することができた。
◆目玉はより洗練された内外装とPHEVの追加
新しいエクリプスクロスの特徴は、より洗練された内外装/PHEVの追加/安心して楽しめる運転感覚の3つが柱となる。
外観については、前後のオーバーハングを140mm・・・
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by 御堀直嗣 on 2020年01月04日(土) 12時00分
◆軽い踏み込みでピュンっと勢いよく走り出す
新型ダイハツ『ロッキー』は、16インチ径タイヤを装着した「Xグレード、2WD」に試乗した。
発進の際、軽くアクセルペダルを踏みこんだだけで、ビュンっと勢いよく走り出したのには驚かされた。ダイハツが、軽自動車の新型『タント』で初採用したギア付きCVTによって、変速幅が広げられた効果が表れたのではないだろうか。以後、よりそっとアクセルペダルを踏みはじめることを意識することで、穏やかに発進する・・・
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by 御堀直嗣 on 2019年12月30日(月) 08時00分
◆三菱車を象徴する「四輪駆動」と「電動化」技術
三菱の自動車作りは、三菱造船時代の1917年(大正6年)に三菱A型乗用車を製作したことにはじまる。そこから数えれば、102年の歴史が積み重ねられてきた。
戦後は、1953年に米国ジープのライセンス生産により、三菱ジープを製造し、その後段階的に完全国産化がなされた。『パジェロ』に乗り2002〜03年とパリ〜ダカール・ラリーで2連覇を果たした増岡浩氏は、自宅にあった三菱ジープを運転し四輪駆・・・
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by 御堀直嗣 on 2019年11月30日(土) 17時00分
◆オーナーが一緒に暮らせる「アート」
2012年の『CX-5』からはじまったマツダの新世代商品群におけるSUV(スポーツ多目的車)は、『CX-3』、『CX-8』と車種を広げ、さらに新しく登場したのが『CX-30』だ。車体寸法は、CX-3とCX-5との中間に位置する。
CX-30は、『マツダ3』に続く新たな新世代商品群の第2弾とされ、魂動デザインも次の段階へ進んでいるという。カーデザインをアートへという道筋をいっそう前進させ、オーナー・・・
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by 御堀直嗣 on 2019年11月27日(水) 12時00分
◆「格好よさ」のために3ナンバー化
1966年10月の誕生以来初の3ナンバー化をした新型トヨタ『カローラ』の、車体寸法拡大の理由について開発者は、「格好良い外観のため」と言い切った。
4ドアセダンでは全長が+95mm、全幅が+50mm拡大され、逆に車高は−25mmと低くなって、その言葉通り大地に踏ん張りの利いた立派な姿となった。ステーションワゴンの「ツーリング」も若干の寸法はセダンと異なるが、同様の拡大により欧州車と競合できるほどの・・・
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by 御堀直嗣 on 2019年11月25日(月) 11時30分
◆ガソリンでの高圧縮比を実現した独自技術「SPCCI」
マツダは、2012年の『CX-5』導入からはじまった新世代商品群の主力パワーユニットとして、SKYACTIVエンジンを搭載している。コモンアーキテクチャーといって、燃焼に対する共通概念に従い、ガソリンとディーゼルの両エンジンを開発し、その究極の姿としてHCCI(予混合圧縮)を目指してきた。そして2017年夏に、マツダ独自のSPCCI(火花点火制御圧縮着火)により、HCCIに近づけ・・・
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by 御堀直嗣 on 2019年06月20日(木) 12時00分
◆上質な乗り味になった新型
内外装を大きく変更し、ディーゼルターボエンジンを進化させて8速ATと組み合わせた『デリカD:5』は、好印象を残した。試乗したのは、新設定されたアーバンギアのGパワーパッケージである。
三菱車の統一イメージであるダイナミックシールドの顔つきは、D:5の印象を一変させる。室内も、より乗用車的となり、従来のレクリエーショナルヴィークル色の強い室内を好んだ人には肩透かしを覚えさせるかもしれない。
だが、そう・・・
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by 御堀直嗣 on 2019年06月11日(火) 20時00分
◆NAの出足は力不足も感じさせるが
日本市場へは再登場となったトヨタ『RAV4』は、より悪路走破性を高めたSUVの位置づけで開発された。そのカギを握るのは、新開発された4輪駆動システムと、『カムリ』から継承された「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」である。
パワーユニットは直列4気筒2リットルガソリンエンジンと、2.5リットルガソリンエンジンを使うハイブリッド(HV)の2種類。新開発されたダイナミックトルク・・・
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by 御堀直嗣 on 2019年05月08日(水) 20時00分
今回試乗したのは、新型『3シリーズ』のうち国内に導入される最上級車種となる「330i Mスポーツ」だ。
前型に比べ、車幅が25mm拡幅され1825mmとなり、デザインの要素もあるだろうがかなり大柄に見える。それでも、55kgの軽量化が行われているとの説明で、実際に走り出してみると車体の大型化の走行性能への影響は感じなかった。
また、燃料噴射圧を1.5倍高めたとのことで、アイドリング時のカラカラというディーゼル騒音のような音も抑えられ・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]