by 加茂新 on 2022年09月24日(土) 15時00分
雪国では特にクルマのサビが寿命に大きく影響する。ボディや足まわりがサビで腐食して、乗り続けられなくなったり、大きなメンテナンスが必要になり、コスト的に手放すことになることもある。では、どうすればサビを防げるのか!?
◆凍結防止に使われる塩化カルシウムの害は非常に強い
東北や北海道を中心に降雪地帯ではクルマのサビが大きな問題になる。エンジンが壊れたりしなくても、ボディがサビてきて、それによってサスペンションまわりに不具合が起きることもあ・・・
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by 加茂新 on 2022年09月24日(土) 06時30分
オイルキャッチタンクとはなんなのか。なぜ純正では付いていないのに、サーキット派のエンジンルームには取り付けられているのか。その理由と効果を説明しよう。
◆オイルミストを分離するためのタンク
国産車のほぼすべてがそうで、輸入車でもポルシェなどの一部エンジンの除いてほとんどがウエットサンプと言われる方式。オイルパンに溜まったエンジンオイルをポンプで吸い上げて、ヘッドなどに圧送。各部を潤滑しながらオイルは重力でオイルパンに返ってくる方式。エ・・・
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by 加茂新 on 2022年09月23日(金) 15時00分
欧州車はとくにあっという間にホイールが汚れる。対する国産車はそれほどブレーキダストが出ないクルマが多い。同じように止まるのに、なぜブレーキダストが多い少ないが出るのか。その解消法はどうしたらいいのかを考えてみよう。
◆パッドの摩耗粉、ローターの摩耗粉がブレーキダスト
ブレーキは鉄製のローターを金属や樹脂などで出来たパッドで挟み込むことで効く仕組み。そのときにパッドとローターが摩擦して、エネルギーを熱にして制動力を発生する。そのときには・・・
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by 加茂新 on 2022年09月20日(火) 06時30分
車高調を入れるとほぼ付いてくるのが減衰力調整機構。サーキットでは締める、街乗りでは緩める、と言われてきたが、その構造と効果を考えると正しい調整方法は他にある。
◆そもそも減衰力調整はなにを減衰させるのか
減衰とは、次第に衰えていくこと。段々と減少していくことを指す。サスペンションはバネで車体を支えていて、路面の段差から来る衝撃などもバネが縮むことで吸収する。このときにバネだけだとビヨンビヨンとした上下動が続いてしまって不快になる。そこ・・・
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by 加茂新 on 2022年09月17日(土) 06時30分
排気系チューンといえばマフラー交換だが、触媒をスポーツ触媒に交換するほうが効果は高い。うるさくならず、パワーも出せる触媒チューンに注目。
◆排ガスを浄化するのが触媒の役割
排ガスはマフラーで消音されるが、その前に浄化するという重要な役割を持つのが触媒の役目だ。内部にはレアメタルなどが配合された触媒成分が網目のようになっていて、そこを排ガスが通過するときに有害成分とレアメタルが反応。排ガスを浄化するというのがその役割で、昔のクルマやバイ・・・
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by 加茂新 on 2022年09月13日(火) 06時30分
エンジンにもっとも重要なのはオイル。オイルが少ないのは超危険だが、入れ過ぎもトラブルを起こす原因になる。いつ、どんなときに、どれだけ入っていればいいのか。
◆交換指定距離より前でも減ることはある!!
エンジンはオイルが潤滑していて、オイルがなくなるとたちまち壊れてしまう。壊さないための最重要科目がオイル管理だ。最近はロングライフオイルが普通になっていて、1万5000kmごとの交換指定なども普通になっている。自動車メーカーがそう言ってい・・・
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by 加茂新 on 2022年09月10日(土) 06時30分
レーシングドライバーは背もたれをやや寝かせる。その方がクルマの挙動を感じ取りやすいのと、カラダがホールドされやすいからだという。正しい運転姿勢を取り入れれば、もっと楽に安全に運転できるようになる。
◆「適度に手が届く」など曖昧な表現では伝わらない
運転姿勢は教習所でも習っている。「ハンドルの上部や、手の反対側を持ったときに手が伸びきらない」とか、「適度に車外が見える高さにする」など、わかる人には当然だが、わからない人にはほぼすべて正解・・・
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by 加茂新 on 2022年09月06日(火) 06時30分
バッテリーは弱ったら交換して元に戻る。それだけではいまいち楽しくない。ならば、もっと良いやつにしてみよう。容量アップも可能だし、軽さを手に入れることもできる。
◆なぜディーラーはすぐ交換させたがるのか
ディーラーでは車検というとバッテリーの交換を勧められることが多い。「全然弱っていないのに交換しろって、売り上げが欲しいんだろ!」なんて言う人もいるが、そんなこともない。バッテリーは一般的に3〜4年で弱ってくる。そうなると今、交換しないと・・・
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by 加茂新 on 2022年09月03日(土) 06時30分
自動車メーカーでも注目している空力。派手な空力チューンといえばGTウイングだが、そういったものだけじゃない、ちょっとしたもので効果のある空力チューンパーツとは
◆風の流れがハンドリングに大きく関わっている
クルマのハンドリングには空気の流れが大きく関わっている。そんなことは昔からわかっていたことだが、近年のクルマはどんどん空力的な部分で進化を遂げている。それだけ自動車メーカーでも、空力がハンドリング向上に効果的であると認識してきたよう・・・
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by 加茂新 on 2022年08月30日(火) 06時30分
クルマの速さに、とくにターボ車のエンジンパワーに密接に関係しているのが吸気温度。エンジンに吸い込む空気は温度が低ければ低いほどパワーが出るのだ。ならば吸気温度を下げるチューンをしようじゃないか。
◆温度が低いほど密度が高くなる
空気は温度が低いほど密度が高くなる。温度が上がれば膨張する。となると、同じ排気量に空気が吸い込まれるときに、温度が低ければたくさんの酸素が取り込まれるので、その分だけたくさんガソリンを噴けば、より強い爆発力を引・・・
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サービスマニュアルに記載して無いがミッション油(液)交換の目安はメーカー...[ 続きを見る ]