by 伊丹孝裕 on 2024年09月14日(土) 12時00分
スズキは、250ccクラスのアドベンチャーモデルとして、『Vストローム250』(66万8800円)と『Vストローム250SX』(56万9800円)の2機種をラインナップしている。ネーミングは似ていても、エンジンも車体もまるで異なる2台を乗り比べると、どんな違いがあるのか。
モーターサイクルジャーナリストの佐川健太郎と伊丹孝裕が、それぞれの魅力を語る。
◆250と250SXは「どこも似ていない」
佐川健太郎(以下、佐川):Vストローム・・・
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by 伊丹孝裕 on 2024年09月08日(日) 08時00分
◆すっきりシャープなスリム型。そして、イケメンな「SX」
前回記した『Vストローム250』の試乗記では、その有り様を「よそはよそ。うちはうち」という昭和のおかん的スタンスで作られている、と評した。そんなVストローム250は2017年に誕生し、以来、言われても気づく人は少ない「髪、切った?」くらいの微妙な仕様変更で今に至っている。
Vストローム家の末っ子として、のびのびと育っていたわけだが、2023年夏、おかんが突然連れてきた弟が『Vス・・・
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by 伊丹孝裕 on 2024年09月05日(木) 21時00分
◆「Vストローム250」に宿る確固たる信念
「よそはよそ。うちはうち」というのは、昭和のおかんが子どもに放った常套句である。ほとんどの場合は、しょーもないもののためにびた一文出したくない、おかんのケチさゆえの言葉だが、まれに確固たる信念がそこにあったりする。『Vストローム』さん家の「250」には、その意味で後者が宿っている。
なにせ、他に比肩するモデルがない。エンジンは2気筒で、軽さよりもどっしり系で、ホイール径は前後とも17インチ。・・・
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by 佐川健太郎 on 2024年08月29日(木) 12時00分
スズキ『Vストローム250SX』は、2023年に国内投入された軽量アドベンチャーモデルである。SXとはスポーツクロスオーバーの意味。街乗からオフロードまで幅広いステージで活躍できる守備範囲の広さを表したネーミングだ。スズキの同クラスにはすでに定番の『Vストローム250』があるが、双方の違いにも触れつつSXの魅力を探ってみたい。
◆「SX」のネーミングに納得のスペック&装備
SXには『ジクサー250』系の油冷単気筒エンジンが搭載されてい・・・
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by 佐川健太郎 on 2024年08月27日(火) 20時00分
◆GSX250Rをベースにした優れた走行性能、ラインナップも充実
スズキ『Vストローム250』は軽量クラスを代表するアドベンチャーツアラーである。登場が2017年ということで、すでにロングセラーの定番モデルとなった感がある。それだけ完成された人気モデルということだ。
「Vストローム」シリーズには現在V型2気筒エンジンを搭載した大型モデルの1050と650、昨年デビューした並列2気筒の800があり、その末弟となる250クラスにも新たに2・・・
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by 関耕一郎 on 2023年11月20日(月) 20時30分
11月12日、静岡県浜松市のスズキ本社で、スズキ二輪主催による「Vストロームミーティング2023」が開催された。リアルイベントとしては7回目、オンライン開催などを含めると9回目となった恒例のファンイベントだ。
◆駐輪スペースを埋め尽くす「Vストローム」
『Vストローム』はデュアルパーパスタイプ、すなわち、オフロードバイクより快適に舗装路を走行でき、オンロードバイクより未舗装路での性能に優れるジャンルのバイクで、車名はversatile・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]