by レスポンス編集部 on 2021年02月01日(月) 14時30分
東洋紡は1月29日、子会社の東洋紡フイルムソリューションのPEN(ポリエチレンナフタレート)フィルム「テオネックス」が、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)新型「MIRAI」の燃料電池セル封止用シール材に採用されたと発表した。
「テオネックス」に独自の接着剤を塗工、精密加工を施したシール材を開発した。過酷な環境下でも高い耐久性を実現し、燃料電池の長期信頼性の確保に寄与することなどが評価された。新たに開発した接着剤などの効果もあって部材の・・・
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by 小松哲也 on 2021年01月21日(木) 10時34分
東洋紡は東京ビッグサイトで開催中のオートモーティブワールド2021に、高剛性、放熱、難燃などの機能性を持たせたエンジニアリングプラスチック製品群を出展している。このうちクルマの軽量化に貢献する素材として提案しているのがプレス成型用の高剛性樹脂材料だ。
東洋紡独自のスタンパブルシートで、PP(ポリプレプレン)やPA(ポリアミド)のベース樹脂に強化材となるGF(ガラス繊維)もしくはCF(炭素繊維)を高充填することで、高剛性で高強度、耐衝撃・・・
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by 大野雅人 on 2020年10月21日(水) 14時30分
第3回名古屋オートモーティブワールドに出展した東洋紡は、「コンセプトカーシート」を初出展。「新幹線にも採用されている座席素材を、こんどはクルマへ展開したい。これはそのコンセプトモデル」と来場者に伝えていた。
初出展した「コンセプトカーシート」は、東洋紡の独自技術による3次元スプリング構造体「ブレスエアー」や、伸縮性布帛「ダイヤフローラ」、合成皮革「PARMIA」などを組み合わせて仕立てたシート。「自動運転で動くクルマのなかを快適にすご・・・
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by 中尾真二 on 2019年01月17日(木) 19時30分
東洋紡は、自社およびグループ企業の新素材技術、材料技術をフルに適用したらどんな車が作れるのか、というコンセプトカーをオートモーティブワールド2019で展示していた。軽量化や車両開発の永遠の課題であり、金属代替も内装から外装、機能部品へと広がっている。方向性としては正しい。
最大の特徴はエアレスタイヤだろう。ゴム部分は他社製品だが、ホイール(QuickForm)とタイヤの空気部分に相当する新素材(PELPRENE)で空気室のないタイヤを・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]