by 池原照雄 on 2020年03月11日(水) 08時30分
◆新車は最高で10万円、後付けの急発進抑制装置も対象に
政府が、2019年度補正予算で実施する「サポカー(安全運転サポート車)補助金」の受け付けが3月9日から始まった。歩行者も検知できる衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備を搭載した車両や、後付けの急発進抑制装置を65歳以上の人が購入すると最大10万円が補助される。車両への補助制度はこれまで「エコカー補助金」のように、もっぱら環境対応車向けだったが、高齢ドライバーによる事故防止や低減のた・・・
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by 池原照雄 on 2020年02月12日(水) 08時30分
◆首位VWなど上位10社の顔ぶれは変わらず
自動車メーカーの2019年における世界新車販売台数を連結またはグループベースで集計し、上位10社(グループ)をランキングした。各社の発表に基づくもので、一部は卸売りや出荷での集計となっている。
4年連続での首位に立った独VW(フォルクスワーゲン)をはじめ、10社の顔ぶれは18年と同じだが、トヨタ自動車がルノー・日産自動車・三菱自動車グループを上回って2位に順位を上げた。10社のうち前年比で・・・
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by 池原照雄 on 2020年01月15日(水) 08時30分
◆3タイプの道で編む「Woven City」という街づくり
トヨタ自動車が自動運転技術やロボット、スマートホームなどの開発のため、人が暮らしながら実証実験できる「コネクティッド・シティ」を富士山のふもと、静岡県裾野市に建設する計画を公表した。
「CASE」で示される自動車の次世代技術や利用サービスの開発では自動車産業を超えた企業が競う。トヨタは、この街づくりへの参加企業をオープンにして外部と連携しながら、モビリティの変革と競争の時代・・・
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by 池原照雄 on 2020年01月03日(金) 12時30分
◆トヨタは日本では2人乗り超小型車でスタート
日本の自動車メーカーによる2020年の電動化策では、日産自動車を除いて多くが距離を置いてきた電気自動車(EV)の事業展開が本格化する年となる。日本、欧州、そして政府主導でEV激戦区となる中国など、日本メーカーの新たなEVが市場参入する。
トヨタ自動車は20年冬ごろに、日本で2人乗りの電気自動車『超小型EV』を発売する。同社が国内向けに量販を目指す最初のEVであり、東京モーターショー201・・・
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by 池原照雄 on 2020年01月02日(木) 12時30分
◆新モデルや高齢者へのサポカー購入補助が需要復元の力に
2020年の国内新車市場は、19年10月の消費税率引き上げによる影響を乗り越え、堅調な推移が見込まれる。軽自動車ではスズキの『ハスラー』、また登録車では量販車種であるホンダの『フィット』、トヨタ自動車の『ヤリス』といった新モデルが年初から2月にかけて登場し、消費税増税で弱含んでいる需要の復元力となろう。
こうした各社の新モデル投入の活発化に加え、政府による高齢ドライバーへの事故・・・
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by 池原照雄 on 2020年01月01日(水) 12時30分
◆東京オリンピック・パラリンピックを機に東京で産官学の試乗イベント
日本の2020年は、経済にも好インパクトのある東京オリンピック・パラリンピックの年となる。自動車産業も世界が注目する一大イベントに合わせ、自動運転技術によって進化するクルマを内外に発信する。また、市販車でもハイレベルの自動運転技術搭載車が登場する。
東京オリンピック・パラリンピックを直前にした7月には、政府の「戦略的イノベーション創造プログラム」(SIP)に基づく産・・・
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by 池原照雄 on 2019年12月11日(水) 08時30分
◆2017年から4分野の共同開発を推進
トヨタ自動車とNTTグループが2017年3月から共同で進めているコネクティッドカー向けのICT(情報通信技術)基盤に関する共同研究開発について、このほど両社が進捗状況を説明した。この基盤確立には気の遠くなるようなスケールの「車両ビッグデータ」を、いかに適切に扱えるかがカギとなる。着実に前進しているものの、これからも果敢な挑戦が求められそうだ。
共同研究開発はトヨタとNTTデータなどNTTグルー・・・
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by 池原照雄 on 2019年11月20日(水) 08時30分
◆金型の技術力がコスト競争やデザイン自由度に直結
マツダが今年から新世代商品群として『マツダ3』(国内旧名称はアクセラ)と、新型SUVの『CX-30』を市場投入した。2012年発売の『マツダ6』(同アテンザ)から展開してきた魂動デザインも進化させ、車体全体がひとつの面のように造形され、異彩を放つ。量産でのデザインの忠実な再現にはプレス、車体組み立て、塗装といった生産技術力がモノを言う。自動車メーカーとしてはスモールプレーヤーならではの・・・
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by 池原照雄 on 2019年10月09日(水) 08時30分
◆3つの「オープン」で未来のモビリティや社会を提示
10月24日に開幕する東京モーターショー2019は、広域となる会場や大掛かりな無料イベントの導入など、かつてなく新機軸と見どころがいっぱいだ。主要海外メーカーがほとんど不参加となる逆風のなか、新たなモーターショーの姿を模索していくだけに、社会がどう反応するかも見どころとなる。
46回目となる今回のテーマは「OPEN FUTURE」。主催者の日本自動車工業会は、「オープンなショー」・・・
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by 池原照雄 on 2019年09月11日(水) 08時30分
◆全国ネットで在庫情報を共有するホンダ
自動車メーカー各社が国内系列販売会社の中古車事業の強化を支援する動きを活発化させている。中古車販売がもたらす利益は、直接的にはメーカーの収益にはならないものの、販売会社の体力を強めることで新車販売の促進につながる。少子高齢化の加速で、国内新車市場の縮小と競争激化は避けられず、自動車各社は相次いで中古車部門の強化策を進めている。
ホンダは自社ブランド中古車の認定制度や全国のホンダ販売会社で中古車・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]