by 河西啓介 on 2020年12月30日(水) 16時00分
僕が知る限り、フランス人は欧州で最も「小さいクルマ」が好きな国民である。その証拠にフランスは自動車先進国にもかかわらず、高級車やスーパーカーなどのメーカーがない(例外的にブガッティのような超エクスクルーシブなブランドはあるが)。
それは「クルマは道具であり、必要にして十分であればいい」というフランス人の思考の表れだろう。だからこそフランスは「小さいクルマ」造りに長けている。高性能で高品質なドイツ車や日本車であっても、ことコンパクトカー・・・
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by 内田俊一 on 2020年12月21日(月) 12時30分
ルノー・ジャポンは5代目となるBセグメントコンパクトカー、『ルーテシア』の導入を開始した。新型プラットフォームを採用しADASも充実したものになった。
◆デザインが大きな戦力
1990年、『5(サンク)』の後継車としてデビューしたルーテシア(欧州名『クリオ』)は、その後累計で1500万台販売。そして4代目となる先代ルーテシアは欧州Bセグメント6年連続ナンバーワンを記録し、ヨーロッパ全体の乗用車販売台数ではナンバー2(ナンバー1はVW・・・
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by 纐纈敏也@DAYS on 2020年11月25日(水) 19時30分
ルノー・ジャポンは11月25日、『ルーテシア』など4車種のエンジンに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『ルーテシア』『キャプチャー』『カングー』『メガーヌ』の4車種で、2013年5月10日〜2017年11月28日に製造された1万0210台。
対象車両は、減速時のクランクケース内の内圧設計が不適切なため、減速時のシリンダー内圧がクランクケース内圧よりも低くなり、エンジンオイルを含んだ・・・
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by 中村 孝仁 on 2020年11月22日(日) 08時00分
◆とりあえずR.S.が無くても我慢できる
ルノーといえば、R.S.(ルノースポール)を頂点に高性能モデルがラインナップされているイメージが強く、実際ルノー・ジャポンはそうした訴求をしてきた。しかし今回の『ルーテシア』、ヨーロッパのCO2排出量に対する厳しい制限からその排出量が多くなるR.S.はどうやら計画が無いらしい。
つまり、今回試乗したインテンステックパックはもしかすると最強のモデルになるかもしれない。勿論なんちゃってR.S.(・・・
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by 島崎七生人 on 2020年11月16日(月) 11時30分
「新型?」が、率直な第一印象。とはいえ聞けば欧州Bセグメントの販売台数1位(2019年)、初代から1500万台が売られ、フランス国内はもとより、世界中で最多販売台数を誇るルノー車でもあるという『ルーテシア』。イメチェンの必要がなかったというより、そうそう変える訳にはいかなかったのだろう。
◆キープコンセプトぶりはトップクラス
広報資料には「ひとつとして先代モデルと同じパーツが使われていないにもかかわらず、ひと目でルノールーテシアで・・・
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by 纐纈敏也@DAYS on 2020年10月15日(木) 15時45分
ルノー・ジャポンは『ルーテシア』をフルモデルチェンジし、内外装やプラットフォーム、 パワートレーンを刷新。11月6日から販売を開始する。
新型ルーテシアは、装備の違いによる3グレードを設定。価格は「ゼン」(受注生産)が236万9000円、「インテンス」が256万9000円、「インテンス テックパック」が276万9000円となる。
◆直線を効果的に取り入れたモダンなエクステリア
エクステリアは、曲線のみでデザインされた先代モデルの官・・・
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by 高木啓 on 2020年07月09日(木) 07時15分
ルノー・ジャポン(Renault)は7月9日、Bセグメントのコンパクトカー、『ルーテシア』の新型を、10月頃に日本市場に導入すると明らかにした。欧州での車名は『クリオ』。
クリオは、2019年1月から12月の、ヨーロッパ30か国におけるBセグメントで販売台数1位、全モデル中2位(JATO DYNAMICS調べ)となった人気モデルだ。日本では昨年の東京モーターショー2019に展示されている。
「Bセグメントのサイズと価格ながら、上位モ・・・
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by 森脇稔 on 2020年06月15日(月) 12時30分
ルノーは6月12日、新型『クリオ』(Renault Clio。日本名:『ルーテシア』に相当)のハイブリッド車の受注を、フランス本国で開始した、と発表した。
◆市街地燃費は最大で4割向上
新型クリオは、ルノー日産三菱アライアンスが開発した「CMF-B」プラットフォームを最初に採用するルノー車だ。また、ルノーグループが新開発したハイブリッド技術、「E-TECH」を搭載する最初のルノー車でもある。
E-TECHは、ルノーのエンジニアリン・・・
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by 南陽一浩 on 2020年03月28日(土) 12時00分
◆Bセグメント・コンパクトが熱い!
トヨタ『ヤリス』とホンダ新型『フィット』が相次いで登場し、ここへ来てBセグコンパクトが盛り上がっている。数週間前、ショー自体はコロナ禍で中止の憂き目を見たとはいえ、毎年ジュネーブで発表される欧州COTYに選出されたのはプジョー『208』、つまり欧州Bセグコンパクトの売れ筋モデルだ。
昨年後半からはライバルのルノー『ルーテシア』(現地名『クリオ』)も5世代目が投入されており、日本と同じく欧州もBセグ・・・
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by 中村 孝仁 on 2020年03月19日(木) 12時00分
◆現行最後の『ルーテシアR.S.トロフィー』
かつて乗った時も無類の楽しさを提供してくれた、ルノー『ルーテシアR.S.トロフィー』。そのファイナルエディションが限定50台で発売されたので乗ってみた。
以前に乗ったR.S.トロフィーと今回のファイナルエディションではいくつか異なるポイントがあるので、まずはその説明から。
外観はその当時(2015年)から多少のマイナーチェンジを受けていて、ヘッドライトやその下に付くライト類のデザインが・・・
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1年間で20000km程走ったが、燃費平均は29.3km。リッター25k...[ 続きを見る ]