ごみ収集車《写真提供 尼崎市》

兵庫県尼崎市は4月23日から、市内全域のごみ収集車から阪神タイガースファーム(タイガース2軍)監督の平田勝男氏による環境啓発メッセージの放送を開始した。

平田監督は、若手育成への情熱あふれる姿勢で知られる指導者だ。放送では、「赤とんぼ」のオルゴールとともに、平田監督の声でごみの減量やリサイクルに関する啓発メッセージが流れる。

内容には「尼崎市では資源物を持ち去ることが条例で禁止されています」など、ごみの処分、アプリを用いた分別などを伝える4つのバリエーションが用意されている。

この取り組みは、阪神タイガースファーム施設が小田南公園からゼロカーボンベースボールパークに移転したことをきっかけに実現している。

また、尼崎市業務課の神田達也所属長は「阪神タイガースファーム監督の声を活用することで、市民の皆様により親しみやすく環境啓発のメッセージを届けられると考えています」とコメントしている。