エクセディの「第6回 関西物流展 KANSAI LOGIX 2025」ブースイメージ《写真提供 エクセディ》

自動車部品メーカーのエクセディは、4月9日から11日にインテックス大阪で開催される「第6回 関西物流展 KANSAI LOGIX 2025」に出展する。物流業務の改善を目的とした新製品のデモンストレーションを行う予定だ。

展示会では、「Neibo スマートロボットサービス」の倉庫・工場向け機種「パワフルロボット」による台車牽引デモと、「電動アシストタガー」の牽引体験を実施する。

電動アシストタガーは、かご台車やカートの運搬をモーターの力でアシストする製品だ。エクセディが国内で開発・製造し、2025年内に発売を予定している。1トンまでの重量の場合、牽引に必要な力の3分の2をモーターでアシストする。台車との連結部が90度首振りできるため、狭い通路や曲がり角でも簡単に利用可能だ。予備バッテリーを用意すれば連続使用も可能で、バッテリーが切れても使用できる。

Neiboスマートロボットサービスは、「今ある環境」に「今すぐ導入できる」、人にやさしい進化型自律ロボットサービスだ。エクセディが国内で開発・製造し、2024年9月から販売を開始した。最大600kgの牽引力がある工場・倉庫向けの「パワフルロボット」と、21.5インチのタッチパネルを搭載した小売・店舗向けの「マルチロボット」の2機種を展開している。オープンAPIを通じて外部システムや生成AIと連携可能だ。

エクセディは、これらの新製品を通じて物流業界の課題解決に貢献することを目指している。

電動アシストタガー《写真提供 エクセディ》 Neibo スマートロボットサービス《写真提供 エクセディ》