
コンチネンタルは、新しいロードバイク用タイヤ「グランプリTR」を欧州で発表した。このタイヤは、高性能と手頃な価格を両立させ、幅広いサイクリストのニーズに応える製品を目指している。
グランプリTRは、コンチネンタルの耐久性シリーズの一環として開発。トレーニング、通勤、長距離ライドなど、様々な用途に対応する信頼性の高いオールラウンドタイヤを求めるサイクリストをターゲットにしている。
同社の高級タイヤラインナップ「GP5000」シリーズの技術を継承し、コンチネンタル独自のBlackChili化合物を採用することで、優れたグリップ性能とローリング抵抗の最適なバランスを実現している。また、新開発の4プライ構造により、軽量性とパンク防止性能を両立させている。
グランプリTRの特徴として、チューブレスレディ仕様であることが挙げられる。これにより、チューブレスタイヤの利点である軽量化やパンクリスクの低減を享受できる。また、一部のサイズではチューブタイプも用意されており、従来のタイヤシステムを使用するユーザーにも対応している。
サイズは25-622、28-622、30-622、32-622の4種類が用意され、カラーはブラックとトランスペアレントサイドウォールの2種類から選択可能。重量は最小で310gからとなっている。
コンチネンタルは、グランプリTRの発売により、高級タイヤで培った技術を活用しつつ、より手頃な価格帯の製品を提供することで、幅広いサイクリストに高性能タイヤを提供する姿勢を示している。
