ヨコオ史上最小サイズの第3世代車載器《写真提供 ヨコオ》

ヨコオは、1月22日から24日に東京ビッグサイトで開催される「オートモーティブワールド2025」に出展し、同社史上最小サイズの第3世代車載器を初公開する。

ヨコオの新しい車載器は、スマートフォンを用いて遠隔で車のドアの施錠・解錠が可能な「遠隔鍵開閉システム」の一部として、レンタカーやカーシェアリングサービスでの利用を想定している。さらに、24V車両にも対応し、トラックやバス、建機、農機など幅広い車種に搭載できる。

この第3世代車載器は、従来製品よりも小型軽量化され、搭載スペースが限られる車両への設置が容易になった。また、オプションのNFCリーダーを追加することで、ICカード認証機能を付与でき、スマートフォン以外のデバイスでも鍵開閉が可能となる。

ヨコオは2019年に、IoTデバイスとサーバー間の制御をパッケージ化し、セキュリティを確保しつつ簡単に操作できるプラットフォームを構築してきた。

今回の第3世代車載器は、2025年6月からトラックやバスを保有する事業者やリース会社に向けて、鍵の受け渡しの無人化を推進するサービスを提供する予定だ。