ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》

タイヤメーカーのブリヂストンは6日、埼玉県越谷市にある「イオンレイクタウンKaze」にて、交通安全啓発イベント「ファミリー交通安全パーク」を実施した。

ブリヂストンは「#TIRE SAFETY」という、タイヤの点検をしようという活動を行っており、その一環として、ブリヂストングループ全体でクルマ・バイク・自転車の交通安全に関する展示や、イベントを通じて交通安全知識の啓発活動を行っている。

週末に多くのファミリーが集まるイオンモールにて、これまで2023年の春・秋と2回、場所を変えて交通安全啓発イベントを実施してきた。今回は春の交通安全運動週間にあわせたのと、一般社団法人日本自動車タイヤ協会が制定した4月8日のタイヤの日に近いこともあり、埼玉県越谷市にあるイオンレイクタウンKaze翼の広場にて「ファミリー交通安全パーク」を、ブリヂストンと一般財団法人 日本交通安全教育普及教会(JATRAS)が主催となり、埼玉県警察、一般財団法人 日本自動車連盟(JAF)の協力のもと開催した。

全国に展開されるイオンモールの中でも最大と言われるイオンレイクタウンは、駐車台数だけでも1万台を超えると言われクルマで訪れる方が多いのはもちろん、その一方でレイクタウンを中心に周辺には住宅やマンションが整備されており、徒歩や自転車移動されている方も多い地域でもある。

イベントではクルマに装着されるタイヤの点検の仕方、空気圧の見方などをパネルやスタッフが来場者に伝えており、クルマの安全走行にはタイヤの点検が欠かせず

1・空気圧が適正か。
2・溝の深さは十分か。
3・異常な摩耗はないか。
4・キズやヒビ割れはないか。

の4項目を主に日常で点検して欲しいという。

空気圧に関してはクルマを使っていなくても空気は自然と抜けていく。空気が入ったタイヤと空気が抜けたタイヤを転がして、どのくらい転がり方が違うのかを体感できるコーナーも設けられた。

子どもが力を入れないで転がしても、タイヤ1個分以上転がり方に差がでる。その様子を見ていた親にむけて空気圧の大切さを説明していた。さらに空気が適正に入っていないと偏摩耗や片減り、燃費の悪化や操縦安定性の欠如などが起きるという。溝も適切な深さがないと車検を通らなくなるのはもちろんだが、雨の日の運転も危険になることが伝えられた。

これはタイヤの太さや大きさ、溝の作りが全く違うバイク用タイヤでも同じことが言え、適切な空気圧の管理、溝の深さ、キズやヒビ割れの点検を日々行うことが大事と啓発していた。

大型スポーツバイクなどは趣味性が高く、週末しか動かさないこともあり、点検をおろそかにしてしまうとライダー自身が危険なことになってしまうので、バイクの置き場所なども気にかけてタイヤが劣化していかないように管理してほしいという。

また自転車での来場者も多いこともあり自転車のタイヤに適切な空気が入っていないと、チューブを傷めたり、空気が入ってない状態で段差を乗り越えたりするとタイヤだけでなくリムやスポークを傷め、交換に多額な費用がかかってしまうことも伝えられた。

最近では電動自転車も増え、車体が重たくなっているのに加えて親と子どもを二人載せると100kg近い重量になっていく。そうするとタイヤへの負荷も大きくなるので、しっかりとした空気圧点検を行って欲しいという。

自転車の空気圧はどのくらいが適切なのかというと、タイヤにしっかり適正空気圧が記されている。今回展示されていた普通の自転車の空気圧は300kPa(3.0kgf/cm2)、電動自転車の空気圧は450kPa(4.5kgf/cm2)が記されていた。空気圧が分かる空気入れがあればいいが、無い場合はタイヤに空気をパンパンにいれて、親指で押した時に少し凹むくらいがおおむね適正空気圧に近い値になっているという。

また自転車のヘルメット着用努力義務に向けて、ヘルメットの選び方や被り方を、親はもちろん子供に対しても説明がされていた。

さらに一般財団法人 日本交通安全教育普及教会(JATRAS)が交通教育の一環として自転車シュミレーターを展示し、モニター上に現れる障害や安全運転に関する意識付けを行っていたほか、JAFによる子ども免許作成や埼玉県警察の白バイ展示の乗車体験など行われていた。

来場者の中にはクルマの空気圧のラベルがボディに貼ってあることを知らないユーザーもおり、「クルマに帰ったら見てみます」というユーザーもいたほか「自転車の空気がよく抜けるのでどうしたら良いのか」という相談をしている場面も見られ、スタッフが丁寧に説明していた。

多くのお客が訪れていた今回のイベント、ブリヂストンとしては今後も継続的に#TIRE SAFETY活動を行っていくという。そして春の交通安全運動週間は4月6日から15日まで行われる。

ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》 ファミリー交通安全パーク《撮影 雪岡直樹》