ハーマンの「レディコネクト5Gテレマティクスコントロールユニット(TCU)」《photo by HARMAN》

ハーマンは、クアルコムテクノロジーズの「スナップドラゴン」デジタルコネクトカー技術を活用した「ハーマンレディコネクト5Gテレマティクスコントロールユニット(TCU)」を「モバイルワールドコングレス2024」(MWC 2024)で発表した。

この新製品は、自動車のコネクティビティを拡張し、コネクティビティの普及を目指している。スナップドラゴンオート5GモデムRF Gen 2をベースにしたハーマンレディコネクト5G TCUは、ユーザーに豊かな車内体験を提供するとともに、OEM(自動車メーカー)の市場投入時間とエンジニアリングの労力を削減する重要な進歩を表しているという。

スナップドラゴンモデムRF Gen 2システムを搭載したハーマンレディコネクト5G TCUは、優れた接続性能を提供し、今日の自動車市場の進化する要件に応じてアップグレード性、拡張性、使いやすさを最大化する、と自負する。

ハーマンは、自動車業界にこの技術協力の利点を訴求。ハーマンレディコネクト5G TCUが車内コネクトの未来を形作る、としている。