イードが運営する自動車総合情報プラットフォーム『レスポンス』は、ビジネス会員の登録数が2万人を突破した。イードが1月25日に発表した。『レスポンス』は2022年6月から会員限定のコンテンツを提供している。
自動車業界は、2021年の全世界4輪車販売台数が8268万台、2020年の保有台数が15億3526万台という巨大市場である。この業界は、カーボンニュートラルやデジタル化の動きにより、EVシフト、自動運転（AD）、高度運転支援システム（ADAS）の導入、MaaSなどの変化が急速に進んでいる。
しかし、CASEやMaaSといったバズワードが先行し、業界の実態を把握するのは難しい。この変化に対応するためレスポンスは2022年6月にリニューアルし、ビジネス会員限定のコンテンツの提供を開始した。会員は無料から登録可能で、EVやカーボンニュートラル燃料などの最新情報を得られる。
ビジネス会員向けには、限定記事、ビジネスセミナー、調査レポート、EVリスキリング講座、メールマガジンなどのコンテンツがある。例えば、セミナーではソニー・ホンダモビリティの水野代表取締役会長が講師を務めたり、インドにおけるスズキの成長戦略などがテーマになっている。
会員プランは、プレミアムプラン（月額9000円）、スタンダードプラン（初月無料、翌月から月額980円）、無料会員、学生プレミアム会員（無料）の4種類があり、それぞれ異なるサービスを受けられる。
