
1971年に創業したイタリア発のホイールブランドである「OZ(オーゼット)」は、レース業界の最高峰であるF1やWRCなどへ供給実績があるメーカーだ。
50年を超える歴史の中で、伝統的な価値観と革新的な着目点でホイールとしての機能はもちろんのこと、ビジュアル面でも進化を続けた結果、ハイエンド自動車メーカーへの供給実績も多数有している。
そして9月3日(日)にOZブランドを愛するユーザーが箱根大観山に集結し、日本支社であるオーゼットジャパン主催のファンミーティングが開催された。当日は悪天候の心配もあった中、ファンの想いが通じたのか開催中は天候も崩れず自慢のクルマを並べながらユーザー同士が交流を深めていた。
会場を見渡してみると特定のメーカーやボディタイプに偏っている訳では無く、国産/輸入車問わずにOZホイールを履きこなしている。人が機能やビジュアルで靴を選ぶように、自分のクルマの足元をドレスアップしたいと思うのは愛車にこだわりを少しでも持てば当たり前とも言えるし、そこでお気に入りのブランドを見つければより愛着が湧いてくる。
フォルクスワーゲンやアウディ、MINIやプジョーに加えて、最近ブームの兆しがあるアバルトなどの輸入車ユーザーや、国産もGT-RやフェアレディZというスポーツカーだけじゃなくSUVやミニバンまで多彩なユーザーカーがOZホイールを履きこなしていて、ブランドが持つ懐の深さを感じさせてくれた。
お昼には別会場にてオーゼットジャパン代表の内山氏からファンへの挨拶とOZブランドのプレゼンテーションもありブランドヒストリーを興味深く聞かせてくれ、同時にケータリングサービスも行われ、見た目から美しいイタリアンが振る舞われている。
そして最後に、今回OZ FAN MEETINGに集まった80台超のクルマと参加ユーザーの笑顔を見ればOZが“愛されている”と実感出来る楽しいイベントであった。


























