古賀サービスエリア(上り線)《写真提供 NEXCO西日本》

NEXCO西日本と西日本高速道路サービス・ホールディングスは、福岡県古賀市と連携し、『ふるさと納税自販機』の運用を4月1日10時から、九州自動車道・古賀サービスエリア(上り線=山口方面、SA)において開始する。自販機で寄附するとその場で返礼品の「利用券」が発券される仕組みだ。

利用券は、古賀SA(上り)のレストラン、ベーカリー、テイクアウトコーナー、ショッピングコーナーで買い物や食事に利用できる。ショッピングコーナーには、辛子明太子、もつ鍋、豚骨ラーメンなど、福岡県特産品や古賀市の地場産品が用意されている。

NEXCO西日本によると、ふるさと納税自販機の高速道路のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)への設置は全国初、九州地方では市中を含めて初の設置となる。また、今回導入するふるさと納税自販機は、返礼品として利用券が発券されるタイプで、この機種も全国初だという。

返礼品の利用券はすぐにSAで利用できるので、外出やレジャーの際に気軽に納税(寄附)できる。利用券を使って地場産品を受け取ってもらうことで、地域振興・地域共創につながるわけだ。寄附額は1万円〜5万円の1万円単位、10万円の計6種類があり、利用券は寄附額の30%の金額が1000円単位で発券される。

左からタッチパネル画面、ふるさと納税自販機(イメージ)、返礼品(イメージ)《写真提供 NEXCO西日本》 利用できる施設《写真提供 NEXCO西日本》