名古屋鉄道(名鉄)は3月27日に発表した2023年度の設備投資計画で、運賃改定を2024年春頃に実施することを明らかにした。
テレワークなどの進展により、輸送需要がコロナ禍前に戻らない前提で、安全・安定輸送への投資を引続き実施することなどを理由としたもので、今後は申請へ向けた準備を進めるとしている。
平均改定率は10%程度を想定しており、初乗り運賃は10円アップの180円となる見込みだが、通学定期運賃は家計負担を考慮して据え置くとしている。
このほか設備投資計画としては、通勤型の9500系や9100系の増備、踏切検知システムの向上、金山駅の大規模リニューアルなどを挙げている。
名鉄が2024年春に運賃値上げへ…平均10%程度の値上げ 初乗りは180円に
2023年03月28日(火) 06時45分