トヨタ自動車 高岡工場(参考画像)《写真提供 トヨタ自動車》

トヨタ自動車は1月16日、2023年の世界生産台数の基準値を発表。現時点で1060万台を上限に取り組んでいくが、1割程度下方リスクの変動幅を持たせたと発表した。

生産台数の基準値は、仕入先の人員体制や設備能力対応の目安となるもの。トヨタでは、昨年のような半導体不足などが発生した場合、上限の生産台数に対して変動リスクとなるため、変動幅を持たせた生産の基準値を設定した。

トヨタでは、関係仕入先と緊密に連携しながら、変動による影響を少しでも低減し、生産活動に取り組んでいくとしている。