
日野自動車は11月18日、エンジン認証試験の不正で国土交通省が型式指定を取り消した大型トラックの一部についての型式指定を再申請したと発表した。
今回、国土交通省が型式指定を取り消した大型トラック『プロフィア』のうち、「A09Cエンジン」搭載モデルについて再申請した。不正のあった燃費性能や排出ガス性能の試験について再発防止策を実施するとともに、過去にあった申請時における不備の再発防止策も実施したとしている。
具体的には、申請関連業務に携わる人員拡充、チェック強化や、認証申請手続に関する規則類を整備した。法規情報の収集、法令解釈を正確に行うための体制も整備した。データ管理・書類作成のデジタル化 も採用した。
型式指定の再取得までは2〜3か月要する見通し。