電動キックボード「MANTIS Jr.」《写真撮影 大竹菜々子》

10月29〜30日に開催されたお台場キャンピングカーフェア2022。キャンピングカーやトレーラーが集結する中、会場の端を軽やかに通り抜けていくモビリティの姿が。電動キックボード「MANTIS(マンティス)」シリーズの試乗会だ。現在は販売とサブスクリプション、限定地域でのレンタルでのみ楽しめるというMANTISシリーズを早速体験してみた。

◆性能・サイズ違いの2種展開
今回試乗することができたのは、最大時速20kmで走行できる『MANTIS Jr.』と、最大時速40kmで走行できる『Playing MANTIS』の2種類。いずれもコンパクトなポータブルリチウムイオンバッテリーを装備しており、取り外して家庭用コンセントで充電できる。

走行する際に足を乗せるデッキには、オプションで椅子をつけることもできるという。デフォルトの状態ではより小回りのきく走行を楽しめるが、乗り始めた瞬間は電動自転車に初めて乗ったときのように身体が置いていかれる感覚があるため、椅子があれば初心者でも安心して乗車できそうだ。

公道での運転には原付バイクの免許が必要で、ナンバープレートの登録、自賠責保険の加入、乗車用ヘルメットの着用が義務付けられている(走行時のルールも原付バイクと同様)。

◆コンパクトで持ち運びにも対応
いずれもコンパクトに折りたためる仕様で、ラックに立てて室内に収納することも可能だった。MANTIS Jr. には専用の収納バッグが付属しており、電車での持ち運びにも対応している。折りたたみはツータッチで簡単に行うことができた。折りたたむことで車のトランクにも収納できるサイズになる。

持ち運びもできるほど軽さが追求されたMANTIS Jr.のバッテリーが収まっていたのは、なんとスケーターを支えるポールの中。時速20kmの設定でも十分に疾走感のある走行が可能だったので、別途販売されている替えのバッテリーを持参して遠方までお出かけするのもおすすめだ。10月には宮古島営業もオープンしており、MANTISシリーズをレンタルして沖縄の海辺のお散歩を楽しむことも可能となっている。

なお、MANTIS Jr. は3.5時間の充電で最大20km、Playing MANTISは8〜9時間の充電で最大65km走行できる。購入する場合の価格は、MANTIS Jr. が6万6000円、Playing MANTISが13万2000円。

電動キックボード MANTISシリーズの試乗会《写真撮影 大竹菜々子》 右側の赤いレバーを下に押すと加速する《写真撮影 吉田瑶子》 折りたたんだ状態《写真撮影 大竹菜々子》 MANTIS Jr.のバッテリー《写真撮影 大竹菜々子》 電動キックボード「Playing MANTIS」《写真撮影 大竹菜々子》 低速ならフットブレーキを使って停止することも可能《写真撮影 吉田瑶子》 電動キックボード「MANTIS Jr.」(左、中)と「Playing MANTIS」(右)。椅子はオプション《写真撮影 吉田瑶子》 「Playing MANTIS」のバッテリーは足元のボードの中に《写真撮影 大竹菜々子》 ラックに収納しておくこともできる《写真撮影 大竹菜々子》 専用のバッグに収納《写真撮影 吉田瑶子》 専用のバッグに収納《写真撮影 大竹菜々子》 電動キックボード MANTISシリーズの試乗会《写真撮影 大竹菜々子》 電動キックボード「MANTIS Jr.」《写真撮影 大竹菜々子》 電動キックボード「MANTIS Jr.」《写真撮影 大竹菜々子》 お台場キャンピングカーフェア2022《写真撮影 大竹菜々子》