故・水木しげる氏が50年以上暮らしたという調布市は「水木マンガが生まれた街」としても知られており、2016年から命日に合わせて「ゲゲゲ忌」と題したイベントが開催されている。2022年は水木氏生誕100周年の節目となるため、アニメの特別上映会やスタンプラリーといった特別イベントが催される。《画像提供 東映アニメーション》

京王電鉄(京王)は10月27日、東京都調布市で開催される「ゲゲゲ忌」にちなんだヘッドマークを掲出すると発表した。

「ゲゲゲ忌」とは、『ゲゲゲの鬼太郎』の原作者である故・水木しげる氏が調布市の名誉市民であったことから、その命日(11月30日)に合わせて行なわれているイベントのことで、2022年が水木氏の生誕100周年にあたることから、京王ではそれにちなんだヘッドマークの掲出や記念乗車券の発売などを行なう。

ヘッドマークは11月14〜30日に京王線を走る8000系1編成に掲出。記念乗車券は11月19日から新宿・つつじヶ丘・調布の各駅で合計1500セットが発売され(売切れ次第、発売終了)、2023年2月28日までの任意の1日に有効だが、11月19〜29日は利用できない。購入は1人2セットまで。

このほか、11月19日には『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎が調布駅の1日駅長に就任。11月19〜30日の10〜18時には改札口の係員が鬼太郎のちゃんちゃんこを着用する。

『ゲゲゲの鬼太郎』が描かれる「ゲゲゲ忌」のヘッドマーク。《画像提供 京王電鉄》 「ゲゲゲ忌2022水木しげる生誕100周年記念乗車券」の台紙表紙。《画像提供 京王電鉄》 「ゲゲゲ忌2022水木しげる生誕100周年記念乗車券」の台紙中面《画像提供 京王電鉄》 「ゲゲゲ忌2022水木しげる生誕100周年記念乗車券」。記念乗車券は京王バスの切符がセットとなっている。《画像提供 京王電鉄》