テラモーターズがガソリンスタンドにEV充電インフラ「テラチャージ」を先着100基無料提供《写真提供 テラモーターズ》

テラモーターズは9月21日、ガソリンスタンドにEV充電インフラ「テラチャージ」の導入提案を開始するにあたり、先着100基の無料提供を行うと発表した。

テラモーターズは分譲マンションを対象に、導入無料のEV充電インフラ「テラチャージ」事業を2022年4月に開始した。テラチャージではEVの充電設備だけでなく、充電時間の設定や料金決済を行う専用アプリ、管理クラウド、サービス導入のための説明、充電設備の設置工事、ハードおよびソフトの管理運営までを一貫して担う。分譲マンションについては順調に導入が決定しているため、同社では自治体やホームセンター、パチンコ店、ゴルフ場など他領域への導入提案を開始。それぞれ先着100基のEV充電インフラを無料提供すると発表している。今回、これらに続き、ガソリンスタンドに対してEV充電インフラの導入提案を開始する。

脱炭素社会の流れが加速する中、ガソリンスタンドではガソリン給油以外の価値提供方法を模索する動きが出てきている。大手企業ではEVシフトの流れに合わせてスタンド内に充電設備の導入が増える中、中小企業では初期投資や工事手配などが課題となり、充電設備の導入に踏み切れない状況だ。テラモーターズは先着100基の無料提供を行うことで、ガソリンスタンドへのEV充電インフラ導入ハードルを下げ、日本のEV充電環境の拡充、脱炭素社会の推進を目指していく。

テラチャージ《写真提供 テラモーターズ》 テラモーターズ(ロゴ)《画像提供 テラモーターズ》