ケンウッド KNA-SD1280《写真提供 JVCケンウッド》

ケンウッドは、繰り返し書き込みに強く、コストパフォーマンスにも優れる大容量128GBのmicroSDXCメモリーカード「KNA-SD1280」を8月下旬より発売する。

運転中の万が一のトラブルへの備えとして普及が進むドライブレコーダーには、走行映像を記録するためのSDカードが必要。走行映像は繰り返し書き込まれ、内部部品の劣化が早くエラーが発生しやすくなるため、高耐久なSDカードが求められる。また、容量を超えた分の録画データは上書き保存せざるを得ないため、可能な限り上書き処理をせず録画映像が残せる長時間録画に対応した大容量タイプのSDカードは、ユーザーにとってメリットがある。

新製品「KNA-SD1280」は、記録セルの配列において垂直方向に積み上げる構造をとる3D NAND型を採用。平面状にセルを増やす従来タイプの2D NAND型に比べて、隣接セル間による影響を低減し、約10倍の書き込み回数に対応する。また、同社製ドライブレコーダーと連携し、SDカードの交換時期を画面表示や音声で知らせる「SDカード寿命告知機能」にも対応。SDカードの寿命による録画エラーを未然に防止する。

公式オンラインサイトでの予約販売価格は1万6280円。

一般的なSDカード(2D NAND型TLC方式)の約10倍長持ち《画像提供 JVCケンウッド》