てきと〜な鉄道展。《写真撮影 関口敬文》

「てきと〜」と「鉄道」をコンセプトにしたテーマパーク『てきと〜な鉄道展』が、8月6日から11月27日まで、横浜の複合型エンタテイメント施設「アソビル」2階のYOKOHAMA COASTにて開催されている。

このテーマパークは、『うんこミュージアム』を仕掛けた企画プロデュースチーム『株式会社たのしいミュージアム』が企画したもの。堅苦しいことばかりの現代社会に対して「てきと〜でもいいんだ」と、ちょっと肩の力を抜いてもらいたいというコンセプトで運営されている。

会場内は「てきと〜中央駅」、「エキベン・タウン駅」、「メチャコミ・スクエア駅」、「てつど〜ぶつパーク駅」、「ゲーム・ステーション駅」に分かれ、会場を横切るように全長42.5mもある電車が展示されている。この電車は『てきと〜線』と名付けられ、1号車は広告ばかりが展示され、2号車は忘れ物の展示車両になっている。ちなみに広告の展示といっても、会場のコンセプト通りにどれもてきと〜なものばかり。求人、雑誌、旅行、新書、バイトなどの広告のはずだが、書いてある内容がてきと〜すぎて、くすっと笑っちゃう内容だらけ。忘れ物展示車両については、実際の鉄道で忘れ物としてあったものを紹介しているが、弓矢やヘルメット、うどん、大根、入れ歯など、どうして忘れちゃったんだ? と首をかしげるものも多数。そんな意外性も楽しめる車両になっている。

「てきと〜中央駅」の隣の「メチャコミ・スクエア駅」には、満員電車や満員のホームをイメージしたエリア。書き割りの人たちが変なポーズで陣取っている。この書き割り、全身落書きし放題で、自由にお絵描きするために置かれている。てきと〜な顔を描いて大笑いするもよし、洋服を変な模様にするもよし、ゆる〜いインスタレーションとして楽しめるエリアだ。

全長42.5mもある電車は会場の仕切りにもなっている。《写真撮影 関口敬文》 『ウシ娘』というゲームらしいがナニをするゲームかは不明。《写真撮影 関口敬文》 バイト求人の広告みたいなもの。《写真撮影 関口敬文》 こんな啓発本はいらない・・・。《写真撮影 関口敬文》 特集は極上海老なのに、写真は蟹。《写真撮影 関口敬文》 運まかせの電子マネーサービス。《写真撮影 関口敬文》 フィットネスの広告らしいが、食べて寝て呑んでとありのまま生きるらしい。《写真撮影 関口敬文》 遅い方が早いとか、かなり支離滅裂な啓発本。《写真撮影 関口敬文》 忘れ物展示エリアの注意書き。《写真撮影 関口敬文》 奥の方には鯉のぼりまである。《写真撮影 関口敬文》 定番の傘もあれば、お泊まりセットなんてちょっと変わったものもある。《写真撮影 関口敬文》 現代社会っぽく、スマートフォンは忘れ物として多い。《写真撮影 関口敬文》 バイオリンを忘れるとは大変。高価な楽器だけに忘れた人はさぞかし焦ったことでしょう。《写真撮影 関口敬文》 メイド服を忘れた人もいるようです。コスプレ大会の帰りとかでしょうか?《写真撮影 関口敬文》 レントゲン写真、弓矢、ネギなど、どうして持っていたのかよくわからない忘れ物も。《写真撮影 関口敬文》 うどんや、大根、入れ歯なんてものもあったようです。《写真撮影 関口敬文》 書き割りの人がたくさん展示されているメチャコミ・スクエア駅。《写真撮影 関口敬文》 落書きもセットのインスタレーションだ。《写真撮影 関口敬文》 書いて消してを繰り返せるので、思う存分落書きしてオーケー。《写真撮影 関口敬文》 今の思いを表情として描いてみては?《写真撮影 関口敬文》 意外性のある表情も面白いかもしれませんよ。《写真撮影 関口敬文》 全員にいたずら書きしまくれば、気持ちもスッキリするかもしれない?《写真撮影 関口敬文》 書き割りの足下にペンとイレーザーが設置されている。《写真撮影 関口敬文》 ベンチの上のボードは、デジカメやスマホで写真を撮ると文字が浮かび上がる仕様。《写真撮影 関口敬文》 影絵を楽しむこともできる。ボードの裏に回って、自由なポーズを取り、同行者に写真を取ってもらうのも楽しい。《写真撮影 関口敬文》