トヨタ自動車の米アラバマ工場《photo by Toyota》

日本自動車工業会は、米国における自工会会員自動車メーカーの投資と雇用、生産状況、人材育成などの取り組みを紹介するレポート「40 Years of Manufacturing Excellence in America」を、自工会北米事務所の特設サイトで発表した。

レポートによると2021年の日系自動車メーカーによる米国への投資額は約571億ドルで、日系自動車メーカーの生産台数は272万3564台だった。エンジンの生産台数は344万4931台。2021年の日系自動車メーカーの米国からの自動車輸出台数は30万1953台だった。

全米で11万人を直接雇用している。内訳は製造6万9464人、設計・研究開発部門が6992人、事務や営業部門が3万3544人。

また、レポートでは日系自動車メーカーの電動化や先進技術開発、人材育成、気候変動に関する取り組みや地域・社会貢献活動を紹介している。

自工会はレポートを米国議会関係者、関係省庁、メディア関係者などに幅広く発信し、日系自動車メーカーの米国経済や社会への貢献をアピールしていく。

日産自動車の米スマーナ工場《photo by Nissan》 ホンダの米メアリーズビル工場《photo by Honda》