実証イメージ《画像提供 ENEOS》

ENEOSは6月6日、太陽光発電および蓄電池を活用した実質再生可能エネルギー100%電力による電気自動車(EV)向け高出力充電器の実証をDr.Drive横浜港北インタートラックステーションにて開始した。

ENEOSは、2040年グループ長期ビジョンにて、低炭素・循環型社会への貢献を掲げ、次世代型エネルギー供給・地域サービス事業を育成・強化を図っている。全国のサービスステーション(SS)にて、モビリティおよび生活関連のサービス提供に取り組むとともに、燃料油に加えて電気・ガス・水素などの次世代型エネルギーを幅広く供給。その一環として、EVが広く普及する社会を見据え、SSを中心としたEV充電ネットワークを拡充するためのEV関連事業を展開する。

今回の実証では、太陽光発電および蓄電池から供給された電気に加え、不足分については外部から供給された実質再エネ100%電力を使用し、2台同時充電可能な90kW高出力充電器をDr.Drive横浜港北インタートラックステーションに設置する。太陽光発電および蓄電池の導入効果や高出力充電器の利用状況を検証するほか、EV充電における再生可能エネルギー100%電力のニーズを調査。本実証を踏まえ、最適な設置形態によるEV充電ネットワーク拡充を目指す。

太陽光発電パネル《写真提供 ENEOS》 高出力充電器《写真提供 ENEOS》