イッセ・スノーソックス《写真提供 ISSE SAFETY S.L》

スペイン・ISSE(イッセ)社は、2022年シーズンより布製タイヤチェーン「イッセ・スノーソックス」に軽自動車・軽トラックでの装着感を追求した「日本スペシャルサイズ」を設定し、日本で独占販売を開始すると発表した。

イッセ社が開発・製造を手がけるイッセ・スノーソックスは、氷雪路を走行するように考えられた緊急用のすべり止め装置(布製タイヤチェーン)。装着わずか3分という手軽さながら、数ある布製タイヤチェーンの中でも圧倒的な耐久性を誇り、加速、制動、登坂性能のテストおいて冬用タイヤと同程度のパフォーマンスを達成している。

日本では、軽自動車や軽トラック、コンパクトカーを中心にタイヤ幅145〜165、12〜15インチといった狭幅の小さなタイヤが広く普及している。欧米のタイヤを基準に設計した現行のイッセ・スノーソックスではこれらのタイヤでの装着感がややゆったり目になることがあった。この課題を解決するため、同社では2022年シーズンより、布の裁断パターンを変更た日本スペシャルサイズの新54サイズ・新58サイズを設定。仕様変更により、軽自動車や軽トラックのタイヤによりフィットした快適なスノーソックスでの走行が可能になる。

なおイッセ社では、原材料価格および物流費の高騰、研究開発のコスト増に伴い、6月1日より価格を改定する。標準仕様のクラシックモデルは54、58サイズが1万3090円、62、66、70サイズが1万3530円、74サイズが1万4190円。高品質仕様のスーパーモデルは54、58サイズが1万8920円、62、66、70サイズが1万9580円、74サイズが2万0680円。トラックモデルは3万5574円からとなる。

イッセ・スノーソックス《写真提供 ISSE SAFETY S.L》 イッセ・スノーソックス《写真提供 ISSE SAFETY S.L》 イッセ・スノーソックス《写真提供 ISSE SAFETY S.L》 イッセ・スノーソックス《写真提供 ISSE SAFETY S.L》 イッセ・スノーソックス《写真提供 ISSE SAFETY S.L》