アウトドアにも対応するオールラウンダーに変身したケイマン《写真撮影 家本浩太》

ポルシェ『ケイマン』のエレガントでスポーティーな雰囲気を保ちつつ、車体をリフトアップすることでアウトドアにも対応。スペックスが提案する1台が愛知県国際展示場で17日まで開かれている「ビークルスタイル」で大きな反響を呼んでいる。

スポーツ用品販売のヒマラヤが展開する、アウトドア用品のプライベートブランド「VISION PEAKS」から出展された。このケイマンは、ポルシェがパリダカやモンテカルロラリーなどに参戦していたことから発想を得てカスタム。ビルシュタインをベースとしたオリジナルサスペンションやオールテレーン205/65R17のマッスルタイヤを組み合わせて車高を11cmほどアップすることで、アウトドアにも対応した、オールラウンドのアーバンスタイル・レクリエーション・スポーツビークルに変身させた。

展示車両にはオプション設定のランプやチーク材とアルミを使用した軽量ルーフラックも備え、よりアウトドア感を高めている。

ベース車両に2007年式、走行約5万kmのケイマンを採用し、車両本体価格を398万円に抑え、若い世代にも手が出しやすいようにしたこともあり、多くの来場者から注目を浴びている。

フロントバンパーやインナーフェンダーを加工し、ラジエターの位置を調整して、大径タイヤに対応《写真撮影 家本浩太》 2人分のアウトドアグッズが十分に詰める収納スペース《写真撮影 家本浩太》 アウトドア向けにリアマッドフラップを装着《写真撮影 家本浩太》 船舶などにも使われるチーク材を使用したルーフラック《写真撮影 家本浩太》 深さのあるタイプのルーフラックも用意《写真撮影 家本浩太》