バスターミナル東京八重洲の案内・チケットカウンター(イメージ)《画像提供 三井不動産》

三井不動産は3月15日、東京・八重洲2丁目北地区市街地再開発事業で新設する「東京ミッドタウン八重洲」の商業施設約60店舗のうち、地下1階の13店舗と地下2階「バスターミナル東京八重洲」が2022年9月17日に先行オープンすると発表した。グランドオープンは2023年3月の予定。

「東京ミッドタウン八重洲」は、「東京ミッドタウン(六本木)」、「東京ミッドタウン日比谷」に続く3施設目の東京ミッドタウンブランド。日本全国につながる新幹線をはじめ、地下鉄、バスなど多彩なモビリティの結節点となる。

地下1階から地上3階に誕生する商業施設のうち、先行オープンする地下1階は、周辺オフィスの就業者、来街者や国内外観光客、バスターミナルの利用者に親和性の高い多彩な軽飲食店を中心に13店舗をとりそろえたとしている。

地下2階に整備する「バスターミナル東京八重洲」は、東京駅前3地区の再開発事業が連携、東京駅周辺の歩道上に分散している高速バス停留所を集約する。隣接する2街区と合わせて20バース設ける予定で、国際空港や地方都市を結ぶ高速バスが発着する国内最大規模のバスターミナルの第1期エリアとなる。都市再生機構(UR都市機構)が整備している。

現在、東京駅周辺(八重洲側)では、各方面に向かう高速乗合バス、空港連絡バスが発着する停留所が駅前交通広場内では足りず、周辺の道路上に散在している。このため、鉄道との乗り換えが不便で、道路上での乗降により円滑な車両交通、歩行者通行が妨げられていることが課題となっている。新しいバスターミナルの整備により、これら課題の緩和・解決が期待されている。

ターミナル内には、チケットカウンター、トイレ、授乳室、コインロッカーなどが設置される予定。

バスターミナル東京八重洲のバス乗り場(イメージ)《画像提供 三井不動産》 東京ミッドタウン八重洲地下1階、商業施設エリアのイメージ(イメージ)《画像提供 三井不動産》 東京ミッドタウン八重洲のフロア構成《画像提供 三井不動産》 東京ミッドタウン八重洲(イメージ)《画像提供 三井不動産》