デンソーは、ドイツのグループ会社が3月10日、ネットワークへの第三者による不正アクセスを受けたことを確認したと発表した。

デンソーでは不正アクセスを受けた機器のネットワーク接続を速やかに遮断し、他拠点への影響がないことを確認している。

トヨタグループでは、国内仕入先の小島プレス工業が不正アクセスを受け、システム障害により3月1日に国内全14工場28ラインの稼働停止を余儀なくされたが、今回の不正アクセスについては、現時点で生産活動への支障はなく、通常通り稼働している。

なおデンソーは、既に現地の捜査機関へ被害申告を済ませており、今後、捜査機関やサイバーセキュリティの専門機関と連携しながら、対応を進めていく。