オートモーティブワールド2022 Will Smart ブース《写真撮影 小松哲也》

企業のDX化支援を手掛けるWill Smartは1月19日に東京ビッグサイトで開幕したオートモーティブワールド2022に初出展し、カーシェアリングプラットフォームのWill-MoBiを始め、バスターミナル運行情報管理システムなどのソリューションを提案している。

Will Smartは、顧客企業の課題をデジタル技術を用いて解決するソリューション領域と、モビリティを用いた新事業を支援するモビリティ領域の2つのサービスを手掛けている。

このうちソリューション領域では、バスターミナル内のディスプレイに複数のバス会社の運航情報を統合してデジタルサイネージに表示するバスターミナル運行情報管理システムは、羽田空港や横浜シティエアーターミナルに納入実績がある。

またWill Smartの本澤瑞歩氏によると「カメラ映像をAIで分析して、例えば駅のホームで酔っ払ったお客が白線の内側に入った場合にアラートで知らせるシステムや、バスに乗るお客様の性別や年齢の属性を始め、乗車、降車人数をカウントして混雑状況をリアルタイムで表示するソリューションなども提供している」という。

一方、モビリティ領域サービスは「ここ数年で新たに参入した領域で、超小型EV(電気自動車)を使ったシャアリングサービスの実証実験にWill-MoBiを提供しているほか、問い合わせも増えていることから、今回、オートモーティブワールドに初出展した」と本澤氏は経緯を明かす。

そのWill-MoBiは遠隔からの車両制御や、車両の状態や位置データをリアルタイムで取得できる機能を持っているほか、「各車両のバッテリー残量をリアルタイムで一括管理、把握できるのも特徴」(本澤氏)としている。

Will Smartのブースでは実証実験で使われているFOMM社の超小型EVとともにWill-MoBiを紹介しているほか、バスターミナル運行情報管理システムをデモ展示している。

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