トヨタ・ヤリス新型《写真 トヨタ自動車》

日本自動車販売協会連合会は1月5日、2021年(1〜12月)の新車販売台数(軽自動車除く)を発表。前年比2.9%減の279万5818台で4年連続のマイナスとなった。

車種別では、乗用車が同3.2%減の239万9862台で4年連続のマイナスとなった。このうち、普通乗用車は同5.5%増の144万6655台で2年ぶりのプラス。小型乗用車は同14.0%減の95万3207台で4年連続のマイナスとなった。

貨物車は同0.8%減の38万9076台で2年連続のマイナスとなった。このうち、普通貨物車が同1.8%減の15万7781台、小型貨物車は同0.2%減の23万1295台。ともに2年連続のマイナスとなった。

バスは同26.3%減の6880台で4年連続のマイナスだった。

ブランド別では、日産、レクサス、三菱自動車の3ブランドのみが前年実績を上回った。1位トヨタは同2.4%減の138万8960台と微減にとどまったが、マツダは同10.7%減の12万6251台、ダイハツは同29.2%減の3万9699台と、大きく数字を落とした。

◆2021年 新車販売台数(軽自動車除く)ブランド別ランキング
1位:トヨタ 138万8960台(2.4%減・2年連続減)
2位:ホンダ 27万4374台(6.6%減・7年連続減)
3位:日産 27万4291台(3.0%増・3年ぶり増)
4位:マツダ 12万6251台(10.7%減・3年連続減)
5位:スズキ 9万9210台(7.5%減・3年連続減)
6位:スバル 8万3114台(2.0%減・4年連続減)
7位:いすゞ 6万3061台(5.5%減・2年連続減)
8位:日野 6万0010台(0.1%減・3年連続減)
9位:レクサス 5万1118台(4.2%増・2年ぶり増)
10位:ダイハツ 3万9699台(29.2%減・5年ぶり減)
11位:三菱自動車 3万4530台(25.4%増・2年ぶり増)
12位:三菱ふそう 3万2106台(15.7%減・5年連続減)
13位:UDトラックス 9340台(3.8%減・2年連続減)

日産 ノート 新型《写真撮影 中野英幸》 ホンダ フリード Gホンダセンシング《写真提供 ホンダ》