
月額定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイルは、地方に住む2022年新成人の車所有調査を実施。車が必要なのに持っていない新成人が35.6%いることが明らかになった。
調査は11月25日から12月7日の13日間、インターネットアンケートで実施。東京を除く全国の新成人、男女994人からの有効回答をまとめた。
「若者の車離れ」と言われるようになり久しいが、地方ではクルマが生活必需品の地域がほとんど。一方でクルマの値段は年々高騰。新成人にとって購入は容易ではない。今回、2022年の成人式を前に新成人(2001年4月2日〜2002年4月1日生まれ)は、クルマを所有することに対してどのようにとらえているのかを聞いた。
まず、新成人にクルマは生活に必要かを尋ねたところ、68.7%が「必要」、31.3%が「不必要」と回答した。「必要」と回答した新成人に自家用車を持っているかを聞いたところ、64.4%は「持っている」、35.6%は「持っていない」と回答。新成人の3人に1人以上が、生活にクルマが必要なのに持っていないということがわかった。
クルマが必要なのに持っていない理由については、「高いから」「経済力がない」など購入費用が40.8%、「維持費がかかるから」「保険の費用がかかるから」など維持費についての理由が5.2%。「経済的・金銭的理由」が大きな割合を占める結果となった。そのほかでは、「免許がない」(23.6%)、「学生だから」(10.3%)、「家族・知人の車がある」(5.2%)、「駐車場がないから」(4.6%)といった理由が挙げられた。
次に「自家用車を持っている」と回答した新成人に理想のクルマに乗れているかどうかを聞いたところ、約半数の55.9%が「乗れている」と回答。一方で「乗れていない」という新成人も44.1%いることがわかった。
理想のクルマの条件については、「デザイン・色見がいい」(22.6%)が最も多かった。しかし、2位の「燃費がいい」(15.1%)に「お金がかからない」(7.7%)を合わせると、ここでも経済的であることが理想的だという回答が1位となった。また、「固有の車種・型」(12.9%)の中には、「外車」「スーパーカー」「SUV」を挙げる回答があり、その他には環境にいい、自動運転機能などがあった。
一方、「理想の車に乗れていない」と回答した新成人にその理由を聞いたところ、69.5%が「経済的・金銭的理由」と回答。次いで「家族の車だから」(9.3%)、「学生だから」(5.1%)などがあった。





