カーユーザー向けスマートフォン専用アプリ 画面《写真提供 日本特殊陶業》

日本特殊陶業は、国内自動車整備工場向けのコネクテッド予防整備サービス「ドクターリンク」の正式提供を11月29日より開始した。

ドクターリンクは、コネクテッド化された車両使用状況と整備履歴のデータを基に、同社独自のアルゴリズムによる最適な整備時期・内容を自動車整備工場に提案するサービス。クルマの健康をAIと整備士がリモートでチェックし、未然にトラブルを防ぐ。

ユーザーは専用端末を車に取り付け、スマートフォン(iPhone/Android)に「ドクターリンク」アプリをインストール。利用登録を行うだけで、愛車の走行状況や消耗品の消耗具合をスマホで把握できる。また、ドクターリンクで繋いだ情報は整備工場と共有し、ビッグデータを活用し、AIが部品交換の要否を解析。トラブルが起きる前に車の利用状況に応じた整備の案内が通知される。

一方、自動車整備工場はカーユーザーに対して最適な車両整備のサービスを定量的なデータを基にわかりやすく説得力のある提案ができ、顧客との信頼関係の強化やデジタル化による業務の効率化を図ることが可能になる。

日本特殊陶業は、これまで培ってきた販売ネットワークとコネクテッド技術を活用し、自動車整備工場が抱える課題の解決とカーユーザーの利便性の向上を図る。

自動車整備工場向けウェブシステム 画面《写真提供 日本特殊陶業》