北陸重機工業:新第一工場《写真提供 極東開発工業》

極東開発工業のグループ会社である北陸重機工業(本社:新潟市)は4日、本社の新第一工場および新事務所が竣工したと発表した。生産の増強を目的として設備投資を行なっていた。

新工場では、国内外で高まる保線用鉄道車両等の需要に対応す流ため、生産能力を旧第一工場比で約50%増強することを意図した。組立スペースおよび塗装ブースを拡張し、双方の間にレールを敷設することにより作業効率を向上させている。また、場内に30tクレーン2基を設置し、幅広い製品ラインナップの安全な生産が可能となった。

本社事務所棟も併せて建て替え、従業員の業務環境の向上を図った。建替に関係する投資額は新工場・新事務所合計で約7億円。敷地面積は3948平方メートル、延床面積は3483平方メートル。

北陸重機工業新第一工場内の組立スペース《写真提供 極東開発工業》 北陸重機工業本社新事務所《写真提供 極東開発工業》 北陸重機工業生産製品:貨物向け25t機関車《写真提供 極東開発工業》 北陸重機工業生産製品:新幹線向け架線作業車《写真提供 極東開発工業》 北陸重機工業生産製品:在来線向け軌道モーターカー《写真提供 極東開発工業》 北陸重機工業生産製品:コンゴ共和国向け72t 機関車《写真提供 極東開発工業》 北陸重機工業生産製品:リチウムイオン電池搬送台車《写真提供 極東開発工業》